『お弁当』

毎日を上げ底に乗せて
見た目は豪華な幕の内
食いでが足りず思うことあり

他の誰も見ないとはいえ
パプリカなど添えて
なければバランや菊の花ででも
彩を持たせよう

弁当箱に収まるだけの人生だから
気怠い昼下がりに備えて
私の気分が上がるメニューを詰める

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