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最近、サブスク配信で観た【映画】
スマホ画面で映画を観るのは疲れるから
マイリストに入れたまま放置しがちだったのですが
久しぶりに3本の映画を観ました。
1本目
アマプラで観た『リバー、流れないでよ』
劇団ヨーロッパ企画のオリジナル長編映画です。
前作の『ドロステのはての僕ら』同様
タイムループもののコメディ映画です。
あらすじ
舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。
静かな冬の貴船。ふじやで働く仲居のミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを女将に呼ばれ仕事へと戻る。
だが2分後、なぜか再び先ほどと同じく貴船川を前にしている。
「・・・・?」
ミコトだけではない、番頭や仲居、料理人、宿泊客たちはみな異変を感じ始めた。
ずっと熱くならない熱燗。なくならない〆の雑炊。永遠に出られない風呂場。自分たちが「ループ」しているのだ。しかもちょうど2分間!
2分経つと時間が巻き戻り、全員元にいた場所に戻ってしまう。
そして、それぞれの“記憶”だけは引き継がれ、連続している。
そのループから抜け出したい人、とどまりたい人、それぞれの感情は乱れ始め、
それに合わせるように雪が降ったりやんだり、貴船の世界線が少しずつバグを起こす。
力を合わせ原因究明に臨む皆を見つつ、ミコトは一人複雑な思いを抱えていた―――。
ネタバレしない感想
日々、言えないこと
やれないこと
時間が進まないでいる状態なら
素直になっていく。
普段、いかに時間の流れに任せて
なかったことにしたいことも
実は自分の中に留まり流れていないことを実感して
考えさせてくれる良い作品でした。
2本目
ネトフリで観た『ミステリと言う勿れ』
以前ドラマで放送されている頃に見ていました。
その続編といも言える映画です。
ネタバレしない感想
この作品の脚本家さんは例のドラマの脚本家。
原作は読んだことはないけど映画の内容は面白かった。
良く出来た脚本だと思えただけに
この人の脚本自体が全てダメだというのはあまりにも不憫も思えた。
しかし人はキレイな水に一滴でも汚水が入ったら
もうキレイだと思わない節がある。
正直言ってこの世に100%キレイな心な人なんていないと思う。
もともと汚れていることもあるから一滴の汚水が入っても
さほど変わらないと思えるよ。
ぜんぜん映画の感想になってないじゃん。
3本目
アマプラで観た『あんのこと』
実際にあった事件を基に作られた映画
とても重たい内容の作品でした。
21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。
大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。
ネタバレしない感想
日本って一回社会から外れた人に再起が出来るチャンスが少ない。
親の影響で子どもの頃から家庭にも社会にも居場所がない人には絶望に近いものがある。
人は出会う人で人生が変わる。
それも運のところがあると思う。
ただ人の人生は運だけで良い悪いが決まるのはあまりにも理不尽に思える。
色々と考えるキッカケになる映画でした。
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