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「子供を褒めることをケチらない」〜公開研究会に向けた授業づくりで出会った言葉

先日、公開研究会でした。
この時期は、公開研究会のシーズンですよね。
この時期が好きです。
普段ももちろん「授業づくり」の話題を同僚としますが
特にこの時期は、熱が入ってしまいます。
参観してもらうから、見栄でいい授業をするわけでも、
日頃の授業を蔑ろにしているわけでもないのですが、
やはり、力を入れて、授業を作り、その授業を参観してくださった方に
ご意見をいただくわけですから、やはり熱を入れるのは大切だと思います。
1年生算数でした。
単元内の習熟の段階を自由進度学習で行います。
教科書の単元末の問題を
教師と自分で見通し、
自分で計画を立て、
自分で実行し、
自分で振り返ります。
基本は教科書とノートで教科書の問題を解いていく授業です。
そんな授業を構想しました。

1つの提案として、学習環境の中に、教育新宝島で学んだ「マルチセンサリー」を組み込みました。
┌<引用>────────────────
「8を2倍にするよ」
といって、
「手を合わせる」
のです。
片方の手は5本の指と5本の指で10
【谷和樹の教育新宝島】vol.46 Part1 | 2024年10月18日発行
└──────────────────
メルマガで学んだボストンの報告から学んだことと、
そこから自分でも子供たちに実践している方法を組み込みました。
校内研究の指導案検討でも一緒のグループの先生たちに紹介していました。

またマルチセンサリーを学ぶ上で、一番わかりやすかった文献として
小嶋先生の「読む!こじてぃnote」もとっても学びをいただきました!。

自由進度の授業を構想して、また数週間前から自由進度学習を研究している
学校の公開研究会に足を運び、学んだことは
「子供のわずかな成長や努力を、教師が見取って、褒める」ことの大切さです。
授業づくりで過去の教育雑誌を読み返して、次の言葉に出会いました。

┌<引用>────────────────
よさを見つけてほめてあげることが、その子どもの個性を伸ばすきっかけとなることもある。
「ほめることをけちるな。ほめる時は、大きな声ではっきりほめることが大切だ。」
とは、前任校で、同学年の担任をした時の向山洋一氏の言葉である。
『楽しい学級経営』1993年2月号 西川満智子氏論文
└──────────────────

かつて向山先生と同学年を組まれていた西川先生の論文です。
「ほめることをけちらない」
「はっきりほめる」
素敵な言葉だと思いました。
これから自分の授業をしていく上で、大切にしていきたい言葉です。
授業づくり、教材研究の中で、自分にとって大切にしたい言葉に出会える。
とても嬉しいです。

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