TOSSファミリー

TOSSファミリー代表です。「ひとつの方法だけが正しい」、「この教育がベストだ」という考え方ではなく、一人ひとりの子供たちに寄り添えるオーダーメイドな教育を目指して活動する教員研修の会です。主に北海道北見市市内の先生方で交流する自主的な研修の会です。

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TOSSファミリー代表です。「ひとつの方法だけが正しい」、「この教育がベストだ」という考え方ではなく、一人ひとりの子供たちに寄り添えるオーダーメイドな教育を目指して活動する教員研修の会です。主に北海道北見市市内の先生方で交流する自主的な研修の会です。

最近の記事

「子供を褒めることをケチらない」〜公開研究会に向けた授業づくりで出会った言葉

先日、公開研究会でした。 この時期は、公開研究会のシーズンですよね。 この時期が好きです。 普段ももちろん「授業づくり」の話題を同僚としますが 特にこの時期は、熱が入ってしまいます。 参観してもらうから、見栄でいい授業をするわけでも、 日頃の授業を蔑ろにしているわけでもないのですが、 やはり、力を入れて、授業を作り、その授業を参観してくださった方に ご意見をいただくわけですから、やはり熱を入れるのは大切だと思います。 1年生算数でした。 単元内の習熟の段階を自由進度学習で行い

    • 新教育宝島での学びを公開授業に活かす

      公開研究会が終わりました。 100名以上の先生が参加してくださいました。 私の授業にも10名ほどが参観してくださいました。 自由進度学習の授業を公開しました。 「では、自分の計画に沿って始めてください」 1年生でも学習計画と進捗シートに沿って 取り組む姿は「驚いた」「1年生でもこんなふうに自分で学ぶんですね」と感想をいただきました。 授業を作る上で、大切にした自己調整の考え方を指導案に書きました。 メルマガの教育新宝島で学んだことです。 ┌<引用>──────────────

      • 「鉛筆グリップ」の実践(続き)

        谷和樹の教育新宝島から学んだ 「鉛筆の持ち方」指導。 https://note.com/tossfamily/n/nfe9d593c8afc 実践して、1ヶ月経過しました。 谷先生に教えていただいた 鉛筆グリップを教室で使っています。 ┌<引用>──────────────── 始めは慣れないかもしれません。 でも、たくさんの種類があります。 大きさも形もいろいろです。 素材の「肌触り」もいろいろです。 その子に合ったタイプを選ばせるといいと思います。 私が今、小学校1年

        • メルマガで学んだ視覚支援の大切さ

          私の勤務校では、もうすぐ公開研究会があります。 この時期の職員室が好きです。 放課後に授業の話が、より活発に行われるからです。 同僚と算数の教科書のあのページをどう授業するか、議論して、 そのまま一度、教室に行って、模擬授業してみるということもしています。 同僚の先生と、授業や教育について議論できる。 幸せなことです。 お互いの時間を大切にして、20分程度で終えています。 先日読んだ谷先生のメルマガにも次のように書かれていました! ┌<引用>────────────────

          指で10の合成カンパイ!

          1年生の算数で大切なことの1つが 「10の合成」です。 授業のはじめは 「教師用の百玉そろばん」で 「10の合成」を練習しています。 小学校の先生と一緒に百玉そろばんで10の合成と分解に挑戦しましょう。 子供用の百玉そろばんや20玉そろばんも活用しています。 百玉そろばんを制作しているトモエそろばんのウェブサイトには次のように紹介されています。 ┌<引用>──────────────── 数の概念を育てるのに効果的! 声に出して指で動かすので腦が活発になる! 操作が

          指で10の合成カンパイ!

          谷和樹の教育新宝島サンプルからの学び

          向山先生の授業開始をやってみよう!  TOSSファミリー例会でした。  日々の教育実践を交流する楽しい時間になりました。  その中で「谷和樹の教育新宝島サンプル」から学ぼうという時間をとりました。  ウェブで公開されているサンプルから向山先生の授業開始の部分を、「実際にやってみよう」という活動です。  これがとーっても面白かったです!ぜひお薦めします。  まずサンプルのPDFを配付して、読み合わせます。読みわせるだけで、向山先生の工夫、谷先生の解説に学びが深まります。

          谷和樹の教育新宝島サンプルからの学び

          鉛筆の持ち方〜新宝島読んでてよかった【谷和樹の教育新宝島】vol.14 Part1の学び

          1年生を担任しています。 春から鉛筆の持ち方を教えてきました。 教えて、すぐには定着しません。 でも、くどくど言うと、プレッシャーを感じて お勉強自体が嫌になってしまうかもしれません。 そんな時、谷和樹先生のメルマガを思い出しました。 谷先生が「鉛筆の持ち方」を書いてくれてたなあと思い出したのです。 メルマガなので、メールフォルダを「鉛筆」で検索すると すぐに過去のメルマガ記事を見つけることができました。 便利だなぁ!メルマガ! 次の文章を読み直しました! ┌<引用>──

          鉛筆の持ち方〜新宝島読んでてよかった【谷和樹の教育新宝島】vol.14 Part1の学び

          【谷和樹の教育新宝島】vol.43 からの学びその子だけの世界

          今回のメルマガは「書き出し」で引き込まれました。 ┌<引用>──────────────── 幼い頃。 私には「場所」がもう一つありました。 いつでも行けるわけではありません。 むしろ行きたくない場所でした。 【谷和樹の教育新宝島】vol.43 Part1 2024年9月27日発行 └─────────────────── 幼い谷先生だけが、体験していた「世界」。 あまりにも臨場感のある描写に、のめり込むように読みました。 谷先生の幼い頃や小学生の頃のお話がメルマガには、

          【谷和樹の教育新宝島】vol.43 からの学びその子だけの世界

          その方法を安定して示すこと。

          教育系メルマガ【谷和樹の教育新宝島】から学んだことの発信です。 https://www.shintakarajima.jp/ vol.42Part1は、「音楽の授業」がテーマでした。 向山洋一先生が1年生に「ハーモニカ」を指導するための 「メモ」を取り上げて、分析し、解説してくださっていました。 https://mukoyamayoichi.com/ この解説が、本当に勉強になります。 わずかなメモから「ハーモニカ」の具体的な指導、 その裏にある授業にとって大切なポイントを

          その方法を安定して示すこと。

          水族館での発見〜新宝島からの学び

          1年生の体験学習で、バスに乗り「水族館」へ行きました。ここでは、日本の淡水魚から外国の淡水魚まで、さまざまな魚が展示されていました。子どもたちは、事前に学校で金魚を飼育していた経験もあって、大きなイトウやナマズの姿に大興奮。帰校後、教師が撮影した水族館の写真をクラウドにアップし、みんなで一緒に見ていると、ある魚の写真に子どもたちが反応しました。 「この魚はカレイだ!」「いや、違う!」 3人の子どもたちが熱い「やりとり」を始めました。これまでの私なら、このやりとりを見落とし

          水族館での発見〜新宝島からの学び

          黄色いあさがお

          教育系の「メルマガ谷和樹の新教育宝島vol.38」で、向山先生が1年生を担任していた時のエピソードが紹介されていました。子どもが「おやすみなさい」という言葉について疑問を持ち、向山先生に質問したことに対する対応です。このエピソードを谷和樹先生が解説しており、向山先生の「直感」と「圧倒的な読書量のバックボーン」に基づく対応がいかに優れているかを学びました。谷先生の解説を読んで、私も子どもの疑問に向き合う姿勢に憧れを抱きました。 ちょうどこのメルマガを読んだ頃、私は生活科で「あ

          黄色いあさがお

          【谷和樹の教育新宝島】vol.40 からの学び

          メルマガ今週のテーマは「算数学習ゲーム」でした。 1998年に上海の子どもたちに向山洋一先生が学習ゲームを授業している映像が 特典でついてきました。 (毎月、こんな映像や音声、貴重な資料が特典になります) 「円を分ける」 TOSSランドにも紹介されている有名な実践です。 https://land.toss-online.com/lesson/cfBf5Oy6jp6Umw4i2n6N 私もこの授業のテープを起こしを読んだことがあります。 でも谷先生のように、向山先生の「授業運び

          【谷和樹の教育新宝島】vol.40 からの学び

          Vol.38 メルマガ教育新宝島の学び

          2024/09/03 Vol.38 教育新宝島の学び 教師はそれを知っていると、伝えてあげなくてはならない。 毎週、金曜日配信のメルマガ『谷和樹の教育新宝島vol.38』で、強く心に残った言葉があります。 教師はそれを知っていると、伝えてあげなくてはならない。 1984年に向山洋一先生が1年生を担任した時に書かれた学年通信の言葉です。 「給食の配膳台が汚れ」についてのエピソードが書かれています。 給食当番の半分の子が、配膳台の仕事に向かった中、 一人だけ面倒な

          Vol.38 メルマガ教育新宝島の学び

          国語のテストの解き方

          2024/08/30 Vol.39 教育新宝島の学び 今週も谷和樹先生から届くメルマガ(教育新宝島)で、学びました。 テーマは「問いの文への対応」でした。 谷先生が国語のテストを解く時、すぐに問題文(教材文)ではなく、 設問(問い)を見ていたと書かれていて、嬉しくなりました。 私自身も、学生の時にそうだったのです。 その後、教員になって、「国語のテストの解き方」を教えることの大切さを TOSSの勉強会で学びました。 私が20代後半くらいの時から、全国学力・学習状況調査が始まり

          国語のテストの解き方

          教え方セミナーGIGA活用

          GIGA活用の教え方セミナー 4月22日の教え方セミナーは、新しい挑戦をした企画でした。 1 参加者一人一端末 事前にご連絡して、参加者の方にご自分の端末を持参していただく。 ノートPC、タブレットなどです。 会場ではレンタルWi-Fiルーターを事務局で用意しておきます。 会場に来てくださった方から、Wi-Fiに入ってもらいます。 2 参加者専用グーグルクラスルーム 事務局の先生が、事前にクラスルームを作成しておいてくれました。 参加者コードで参加者の皆様に入っていただき

          教え方セミナーGIGA活用

          4月例会【GIGA開きに向けて】

          4月8日(土)19:00〜21:00 いつもの西地区公民館で例会を行いました。 4月22日(土)に迫った2回目の教え方セミナー に向けた講座検討会です。 当日、自分が担当する講座をお互いに見せ合い、 より伝わりやすく助言し合います。 大人相手の講座でも、言葉えらびや言い方、話す順序で伝わり方は変わってきます。せっかく来てくれる方に喜んでいただけるよう、練習も兼ねて、みんなで見せ合いました。 こうやって準備してくれるサークルの皆さんに本当に感謝です。 このような「練習会」が、

          4月例会【GIGA開きに向けて】