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としべえ@ぷち作家
2016年3月25日 19:08
[全文無料です]どこまでも遠くに行きたいと思ったどこにも行かなくていいと思ったぼくの心はいつもふらふらきみを想っていつもゆらゆらきみとならどこまでも行けるとあのとき確かに思ったなのにここらが限界とあきらめていつもきみから逃げ出そうとしているスピティ渓谷の奥深くまで踏み入ってヒマラヤの雪を眺めながらチベット僧の勤行にこの身を震わせたい道も通らぬアマゾンの森で狩猟採集の
2016年3月24日 19:02
[全文無料です]言葉が出てこない。そんな日もある。眠れないし何も手につかない。そんな夜もある。タイの安宿は暑くて蚊も多くて、よく眠れない日が続く。そんな中、売れるかわからない翻訳をどうにか続けているだけがぼくの存在証明で。言葉なんてほんとはいらないんだ。頭の中の言葉なんか止めちまえば、世界はいつでも微笑みかけてくる。逆に魔物が束になってやってくることもある