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痛みを感じないこと、頑張り過ぎない

「先天性無痛症」をご存じですか?痛みを感じない病気です。羨ましく感じるかもしれませんが、とても大変です。痛みを感じないため、重大な体の異常に気づくことができないのです。

痛みがないため、膝の関節が大きく変形してしまい、車椅子での生活になった方をテレビで知りました。

痛みは体からの警告信号であり、何らかの異常があることを教えてくれる重要な機能です。無痛症の方は、青信号から突然、赤信号に変わるような状態だと言えます。彼らには黄色信号が存在しないのです。

リスクマネジメントは黄色信号の役割に似ています。黄色信号は、注意を促し、必要ならブレーキをかける役割を持ちます。時には面倒に感じることもありますが、痛みと同様に、私たちの安全を守るために不可欠です。


私自身、疲れを感じずに、仕事をし過ぎてしまった経験があります。渦中では無我夢中で、頑張り過ぎてしまいます。何度も立ち上がれないくらいバーンアウトになりました。

「疲れ」も大切な黄色信号だと思います。

また「ストレス」、「不安」、「緊張」、「慎重さ」、これらは全て、痛みや疲れと同じように、ポジティブになり過ぎないように、心や身体のバランスを取るための制御装置。

自分はネガティブだからダメなのではありません。
ポジティブだから良い訳でもないと思うのです。

ポジティブとネガティブのバランスを保ちながら、両極端になりそうになったら、上手にコントロールしていく方法を身に着けていけたらよいと感じます。

「痛み」、「疲れ」、「ストレス」、「不安」、「緊張」、「慎重さ」などは無い方が楽に思いがちですが、ネガティブ感情に支配されそうになった時は、これは何かを教えてくれていると考えるようにしたいです。

株式マーケットも、インフレ、デフレを繰り返しながら、長い目で成長しています。
株価の様に上がったり下がったりをしながら、人生も長い目で上昇トレンドでいきましょう!

写真:くぅちゃん「ドッグカフェのインスタに掲載」(過去)

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