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2021年11月の記事一覧
【通信講座】 小説「レンタル猫の手」 質疑応答③
三度目になりますが、書き直しました。
本文を一部修正したのと、一ページ目と四~五ページ目に、田村という人間を登場させました。
とはいえ、これで川光様にご指摘いただいたとおり「人物同士の関係性において変化を書」くことになっているのか、自信がありません。
作品はよい方向へ変化しているでしょうか。それとも蛇足でしょうか。
その意気やよし。
「田村さん」がなんの機能もはたしていない。
ないほうがよかった。
【通信講座】 小説「レンタル猫の手」 質疑応答②
修正しました(おもに四ページ目からです)。
心は鬼にしたつもりなんですけれど、方向性、というか方法を、間違えたかもしれません。
ずいぶん語りが多いように感じます。あとは、少々無理矢理な感じも。その意気やよし。
小説として成立してはいると思うが
たしかに、モノローグばかりで冗長な気がする。
内面の葛藤のみでおもしろくするのは限界があるので
人物同士の関係性において変化を書いたほうがいいと思う。
【通信講座】 小説「レンタル猫の手」 質疑応答①
書き直してみました。修正の方向性は、間違っているでしょうか。
また、「設定そのものを書こうとしている」という過ちに気づくために、私に必要なものはなんでしょうか。
逆になぜ気づかないの?って感じでしょうか。すみません。ただちに加筆修正した、その意気やよし。
やっとこれを小説としてアドバイスすることができる。
気がつくと医務室にいた。トイレで二時間も倒れてしまっていたらしい。ミケの言うことが現実にな
【通信講座】 小説「レンタル猫の手」 講評
歯医者に歯をなおしてもらった
メガネ屋でメガネを買った
カレー屋でカレーを食べた
という作文を読まされたような気分。
良識円満なやさしい作者なのだろうと想像するが
あまりにもつまらない。
設定そのものを書こうとしている。
この設定のなかで
人物同士の行動理念が衝突し
あるいは
人物内の行動理念が衝突し
コンフリクト、葛藤を生じさせなければならない。
「女の人」が苦悩していると思うかもしれないが
【通信講座】 小説「電波塔ジャンプダウン」 講評
雰囲気のみで、内容がない。
――暗い。
――ただ、暗い。
風が、鋭い。
ビルは、冷たい。
へたな散文詩のように改行で効果を出そうとしているが
いたずらに感傷を垂れ流しているだけで
正確な描写は薬にしたくもない。
「妹」の伏線が無意味。
漠然とした語り手の動機に
おそらくロボットであるというオチが待っていると思ったが
そのような安直なアイディアさえなく
掌編をしめくくり成立させるための
【通信講座】 小説「有老有死のヴァンパイア」 質疑応答②
最後にもう一点、お聞かせいただければと思います。
プロットについてです。
私にはプロットを作る力が不足しているのだと思いますが、どのように鍛えたらよいでしょうか?
積極的な精読からプロットを書き出せるのであれば、優れた作品からプロットを取り出してみるという作業をしてみようかと考えています。
よろしければ効果のあると思われる勉強法をご教授ください。
私が指摘している程度のことは
プロットのテクニッ
【通信講座】 小説「有老有死のヴァンパイア」 質疑応答①
語り手(モデル作者)の声と「佳代」の声の判別ができない。
自分でも、どう書くのが正解か、よくわからず書きました(7月の呟きに残っていました)。
読書した中で、一人称ではないが、語り手が主人公の上位互換的な存在に見えるものが多数あり、こういうものでもいいのかと思っていました。
作者が、「語り手=主人公」なのか「語り手≠主人公」であり「語り手=作者」なのかなど、意識して書かなければならない、というこ
【通信講座】 小説「有老有死のヴァンパイア」 講評
タイトルがおかしい。
「不」の対義語は「有」ではない。
類型的ウーマンリブフェミニズム小説。
抑制のきいた無駄のない記述ながら、おもしろいところは
ポルノ的興味以外、特にない。おしい。
「坂本」がなんの機能もはたしていない。
語り手(モデル作者)の声と「佳代」の声の判別ができない。
「佳代」と「ハラム」の関係性がまったく変わらない。小説らしくない。
大団円で無難におさめたいなら、心を鬼にして一度