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2019年2月の記事一覧
【詩の書き方 16】
「広い世界を暗示する考え方ではなく、与えられた材料だけでそれ以外に拡らず、それで満ち満ちたごく簡素な世界を形作っている。……さびを感じるのは、日本人が極僅かの材料で、自分だけの世界を作る事の出来る習慣があるからだと思うのです。」
『日本美』折口信夫
【詩の書き方 15】
ダダイズムは
意識、論理、理性などを否定し
無意味や偶然性に価値を見いだそうとする運動でした。
中原中也もダダイストを自称していました。
高橋新吉の「皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿皿/倦怠」というフレーズが特に有名です。
【詩の書き方 14】
シュルレアリスム(ブルトン)
「……心の純粋な自動現象であり、それにもとづいて……思考の実際上の働きを表現しようとくわだてる。理性によって行使されるどんな統制もなく、美学上ないし道徳上のどんな気づかいからもはなれた思考の書きとり。」