登場人物の感情の起伏を描くコツ
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「登場人物の感情の起伏を描くコツ」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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▼登場人物の感情を起伏を描くために・・・
それでは本題です。
登場人物の感情の変化や起伏は、読者の共感を得て物語をより魅力的にするために非常に重要な要素です。
そこで今回は登場人物の感情の起伏をより伝わりやすく描くコツをご紹介します。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.身体的な反応を鮮明に描写する
感情が高まると身体も反応します。
例えば、驚きや喜びならば顔の筋肉が動き、悲しみや怒りならば肩が落ちたり、目が涙で濡れたりします。
感情の変化を身体的な反応とリンクさせ、読者に臨場感を味わってもらいましょう。
「彼女は思わず息をのむと、その場に立ち尽くした。嬉しい驚きに胸が高鳴り、顔にはにっこりとした笑みが広がっていた。」
このように、感情の変化と身体の反応を描くと読者により伝わりやすくなります。
喜怒哀楽それぞれにどういった身体の反応があるのか、様々な作品を参考にしてみるのもおすすめです。
2.内面の葛藤を表現する
登場人物の心の中には複雑な感情が渦巻いていることがあります。
感情の起伏を描く際には、内面の葛藤や思考の変化を読者に伝えることが重要です。
「彼は微笑むも、その瞳には深い悲しみが宿っていた。言葉にならない感情の波が、彼の心を揺さぶっていた。」
感情というのは非常に複雑で、それを描いていくのは非常に難しい面があります。
ですから、内面の苦悩や葛藤にフォーカスし描いていくことで、読者に伝わりやすくなります。
3.環境や状況と感情の対比を利用する
感情の変化を際立たせるために、環境や状況との対比を活用しましょう。
例えば、明るい場面での悲しみや、厳しい状況での喜びなど、対比が感情の起伏をより際立たせてくれます。
「雨の中、彼女は笑っていた。周りが灰色に染まる中、彼女の笑顔はまるで一輪の花のように鮮やかだった。」
このように、暗い環境と明るい感情の対比を使うことで、より読者の心に響くものにすることができます。
複雑で表現が難しい感情も、環境と状況と合わせることで、表現しやすくなる利点もあります。
4.感情の変化に適した言葉の選択
感情の起伏を描くには、適切な言葉の選択が欠かせません。
シーンや登場人物に応じて、効果的な表現を選びましょう。
「彼は憤怒の炎を感じながらも、冷静な口調で言葉を選んだ。感情の荒波を抱えつつも、彼の内面は計り知れないほどの複雑さに満ちていた。」
このように、感情に適した言葉を選ぶことも重要です。
▼まとめ
ここまで「登場人物の感情の起伏を描くコツ」についてご紹介しました。
これらのコツを意識して、登場人物たちの感情の動きを描いてみてください。
読者が登場人物の感情に共感し、物語に引き込まれていくはずです。
感情をそのまま描くよりも、身体の反応や環境や情景など、他のものと合わせて描いていくのがおすすめです。
作家側としてもより描きやすくなりますし、読者側としてもより伝わりやすくなります。
感情という実態のないつかみにくいものを、どのように描くのか。
漫画や映画にはない小説ならではの、より深い表現、描写を心がけてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。