読者を虜にする。小説家のVIP戦略
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「小説家のVIP戦略」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
◎小説「本からの手紙」がアメージング出版から絶賛発売中!
著者、第二作目にして、初の書籍化。
本の中に残された一文からすべては始まる。
ぜひ一度読んでみてください!!
◎小説「天上の絵画」が新しくAmazon kindleから発売されます
以前発表した小説「天上の絵画」に大幅な加筆修正を加えて、Amazon kindleから発売される予定です。
発売時期、価格はまだ未定ですが、決まり次第お知らせします。
まずはあらすじをご覧ください。
それに先立ち、現在『天上の絵画 第一部』を特別に無料公開しています。
「vol.1」から「vol.11」まであり少しボリュームがありますが、物語の非常に大切な部分が描かれています。
ぜひ読んでみてください。
▼小説家のVIP戦略とは?
それでは本題です。
小説家のVIP戦略とはいったいなんでしょうか。
ビジネス的な面もあるとは思いますが、今回は「読者にVIPな体験をしてもらう」ことにフォーカスして解説していきます。
「ビジネス」の解説ではありませんので、その点ご了承ください。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1.読者の期待を上回る開幕
物語の冒頭で読者に満足感を提供し、期待を上回る魅力を感じてもらうことが重要です。
初めの数ページで物語のカギを握るようなエピソードを織り交ぜ、興味を引きつけてみましょう
冒頭で一気に物語の世界観に引き込むことができれば、それだけで読者は特別な体験として感じてくれるはずです。
登場人物や世界観、伏線、ストーリー展開を駆使して、読者の心をつかむ素晴らしい始まりを描いていきましょう。
2.登場人物の深い掘り下げ
主要な登場人物に深みを持たせ、彼らの感情や葛藤を読者に共感できる形で伝えることが大切です。
登場人物がより鮮明に輝くような描写を心掛けましょう。
読者は、メインキャラクターが直面する苦悩や歓喜に共感しながら、物語に引き込まれていきます。
登場人物の深掘りはどんなジャンルでも共通の重要事項です。
決して手を抜いてはいけません。
苦難や困難、葛藤から喜びや楽しみ、幸福感、そして達成と成長。
このように登場人物を深く掘り下げていくことで、読者の共感を得ることができて、特別な体験として心に残っていくはずです。
3.意外性に富んだ伏線の散りばめ
読者を飽きさせず、継続的に興味を引きつけるためには、意外性に富んだ伏線を巧みに仕込むことが大切です。
物語の進行とともに、伏線が回収される瞬間を大事にしましょう。
例えば、最初はさりげない出来事として描かれた伏線が、後半で重要なキーシーンとして明らかになっていく展開は、読者を驚かせ楽しませることができるはずです。
当たり前のことですが、伏線は回収されて本当の意味があります。
回収されないままになってしまうと、読者は違和感を感じてしまうので、注意が必要です。
4.読者に参加してもらう
読者に物語に参加してもらうような仕掛けを組み込むことで、彼らの興味を引きつけることができます。
例えば、物語内の謎解きや登場人物の選択肢を読者に投票させ、物語の進行に影響を与えさせるなどがあります。
具体的には、物語の中で主人公が迷路に迷い込んだ場面で、読者に「右折する」か「左折する」かを選ばせるなどです。
このように物語に直接参加できれば、読者に特別な体験を提供できます。
5.感動的なクライマックスと感謝のメッセージ
物語のクライマックスでは、読者に感動を与えることが重要です。
さらに物語の終わりに、読者への感謝のメッセージを添えることで、物語との共有体験を大切に感じてもらえるはずです。
例えば「君と共に歩んだ冒険は、私にとって宝物。この物語の終わりに、君への感謝の気持ちをこめて…」
このようなメッセージを最後に乗せておくと、読者に感謝を伝えることができて、距離がグッと縮まります。
要するに「あとがき」みたいなものです。
非常にオススメではありますが、内容や作家のイメージによっては、読者が興ざめしてしまう可能性があるので、内容を慎重に吟味することが大切です。
「物語の結末を味わいたい」「秘密めいた魅力がある作家が好きだ」
このように読者それぞれで感じ方が変わってきますので「あとがき」に力を入れ過ぎるのも考えものです。
ですが、上手に活用できれば、読者に特別な体験をしてもらえるはずです。
▼まとめ
ここまで「小説家のVIP戦略」についてご紹介します。
これが小説家ができるVIP戦略の一部です。
これらのVIP戦略を駆使して、読者に特別な体験を提供することで、小説がVIPとなり、心に残る作品となるでしょう。
小説とは生活必需品ではなく、例え無くなっても実は大きな影響はありません。
その分、貴重な体験を読者に与える必要があります。
ある意味、小説を読むこと自体が「VIP体験」ではないのでしょうか。
ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。