小説の基本的な書き方
こんにちは。未来の直木賞作家、小説家の川井利彦です。
今回は「小説の基本的な書き方」についてご紹介します。
本題に入る前にお知らせです。
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▼小説の基本的な書き方
それでは本題です。
小説を書くのは難しそうに思えるかもしれませんが、基本的なステップを踏むことで、誰でも魅力的な物語を作り出すことができます。
今回は、具体的な例文を交えながら、分かりやすいように小説の基本的な書き方を解説します。
※今回の記事は「ChatGPT」が書いた内容を、加筆修正したものです。
1. アイデアを出す
ストーリーのアイデア
まずは、どんな物語を書きたいのかを考えます。
ストーリーのアイデアは、日常の出来事や自分の経験、夢の中で見たことなど、どんなところからでも見つけることができます。
例文: 「ある日、タロウは不思議な森に迷い込みました。そこで、魔法の力を持つ動物たちと出会い、冒険が始まります。」
日常の何気ない場面や家族や友人との会話の中に、思わぬ小説のアイデアが隠れているかもしれません。
常に「自分は小説家である」という意識を持つことで、アイデアを見つけることができるはずです。
2. キャラクターを作る
主人公とサブキャラクター
物語には魅力的なキャラクターが必要です。
主人公だけでなく、脇役や敵役も物語を豊かにします。
キャラクターの名前、性格、外見などを考えましょう。
例文: 「タロウ:勇敢で好奇心旺盛な少年。森の冒険に憧れている。 リリィ:森で出会った魔法使いの少女。タロウの良き仲間。 ドラゴン:森の奥深くに住む恐ろしい敵。」
さらにバックボーン、過去の出来事やトラウマなどを考えておくと、キャラクターに深みを与えることができます。
3. プロットを作る
起承転結
次に物語の流れを考えます。
起承転結(きしょうてんけつ)を意識して、物語を構成しましょう。
起(き):物語の始まり。キャラクターの紹介や設定の説明。
承(しょう):物語が進展する部分。問題や冒険の開始。
転(てん):物語の転機。クライマックスに向けた大きな変化や困難。
結(けつ):物語の結末。問題の解決や冒険の終わり。
例文: 「タロウは森で迷い込み、リリィと出会います(起)。 二人は一緒に冒険を始め、ドラゴンに立ち向かいます(承)。 ドラゴンとの激しい戦いで、タロウは自分の勇気を試されます(転)。 最終的にタロウとリリィはドラゴンを倒し、宝物を見つけます(結)。」
「起承転結」が小説の基本的な構成なので、まずはこれを意識して物語を考えてみましょう。
4. シーンを描く
詳細な描写
シーンごとに詳細な描写をします。
どのような場所で、どのような出来事が起きるのか、読者が想像しやすいように描きましょう。
例文: 「タロウは薄暗い森の中を歩いていました。木々の間から差し込む光が、まるで魔法のように地面を照らしていました。突然、茂みの中からリリィが現れ、『助けて!』と叫びました。」
読者の五感を刺激するような描写を意識することで、より伝わりやすい描写にすることができます。
5. 会話を作る
キャラクターの会話
キャラクター同士の会話を通じて、物語を進めることができます。
会話はキャラクターの性格や感情を表現する重要な手段です。
例文: 「『ここは危険だよ。ドラゴンが出るって聞いたんだ。』タロウは不安そうに言いました。 『大丈夫、私がついてるから。魔法で守ってあげる。』リリィは微笑んで答えました。」
会話を使うことで物語を進めたり伏線を張ったり、キャラクターの心情を表現することができます。
6. 文章を磨く
誤字脱字のチェック
文章を書き終えたら、誤字脱字をチェックします。
誤字脱字が多いと、読者にとって読みにくい文章になってしまいます。
例文: 「『ここは危険だよ。ドラゴンがでるってきいたんだ。』タロウはふあんそうにいいました。 『だいじょうぶ、わたしがついてるから。まほうでまもってあげる。』リリィはほほえんでこたえました。」
(誤字脱字を修正後) 「『ここは危険だよ。ドラゴンが出るって聞いたんだ。』タロウは不安そうに言いました。 『大丈夫、私がついてるから。魔法で守ってあげる。』リリィは微笑んで答えました。」
書き終わったら読み直して、誤字脱字をチェックする習慣を作りましょう。
7. 読者を引き込む冒頭
インパクトのある始まり
物語の最初は読者を引き込むために重要です。
冒頭で興味を引く出来事や、キャラクターの魅力を示すシーンを描きます。
例文: 「タロウは学校の帰り道、不思議な森の入り口で立ち止まりました。誰も近づかないと言われるその森には、どこか不思議な引力がありました。」
8. クライマックスと結末
読者を満足させるクライマックス
物語のクライマックスは、最大の盛り上がりを見せる場面です。
読者を興奮させ、物語の結末に向けて一気に引き込みます。
例文: 「タロウはリリィと共に、ドラゴンの洞窟に足を踏み入れました。炎が飛び交う中、タロウは勇気を振り絞って立ち向かいます。彼の心には、リリィの言葉が響いていました。『君ならできる、信じてる。』」
納得のいく結末
結末は物語の締めくくりとして、読者が満足できる形にします。
すべての伏線を回収し、キャラクターの成長や物語のテーマが明確になるようにします。
例文: 「ドラゴンを倒したタロウとリリィは、森の奥深くで宝物を見つけました。タロウは家に戻り、冒険を通じて得た自信と勇気を胸に、新たな一歩を踏み出しました。」
▼まとめ
ここまで「小説の基本的な書き方」についてご紹介しました。
アイデアを出す:どんな物語を書きたいのかを考える。
キャラクターを作る:主人公やサブキャラクターを設定する。
プロットを作る:起承転結を意識して物語を構成する。
シーンを描く:詳細な描写をする。
ダイアログを作る:キャラクター同士の会話を通じて物語を進める。
文章を磨く:誤字脱字をチェックする。
読者を引き込む冒頭:インパクトのある始まりを描く。
クライマックスと結末:読者を満足させるクライマックスと結末を用意する。
これらの基本を押さえて、ぜひあなたの物語を書いてみてください。
きっと素晴らしい小説を生み出すきっかけをつかめるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
小説家の川井利彦でした。