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炊き立てご飯の幸せよ。我が家のニュー炊飯器購入記
新しい電気炊飯器を購入して2週間。
感想。とってもおいしいご飯が炊けます! おすすめです!
もうそれに尽きます。
「ちょうどこれからうちも炊飯器を買おうと思ってました!」という方のために(いますかね?)、選んだ理由を書いておきます。
購入したのは、以下の機種です。
ZOJIRUSHI(象印)「極め炊き」
圧力IH炊飯ジャー NP-RN05
購入価格 2万円台前半
新しい炊飯器を買う際に、検討した要素
メーカー
前の炊飯器を満足して15年以上長く使ってきたので、いくつか比較した上で、同じ象印の炊飯器を買うことにしました。
大きさ
まず、うちは2人暮らしなので5合炊きは不要。
4合炊きも検討しましたが、売り場で現物を見るとやはり本体が大きい。
そこで3合炊き一択になりました。
タイプ
お店で店員さんに聞いたところ……
「マイコン」は古いタイプ。
今は「IH」が主流。
「IH」がついたのを買っておけば、まず問題ない。とのことでした。
最終的に、そのなかでも「圧力IH」というのを選びました。
デザイン
使うのは私と80代の母なので、母が使いやすいことは絶対条件です。
最近、操作パネルの表示が英語だったり文字が小さくてスッキリしているおしゃれ家電がありますが、うちではノーサンキュー。
読みやすい大きめ文字の日本語で、わかりやすくボタンがあるようなのがありがたいのです。
この機種は、前の炊飯器と全体のかたちが似ているところも気に入りました。
今売られているもので多いのは、上面がフラットになっている、全体にスクエアなシュッとしたタイプ。
でも私は、旧式の円筒形に近い、丸みのあるかたちが好きだったので、この機種はピッタリでした。
色
炊飯器で売られているものは、基本的に白か黒かです。
うちでは、調理家電はほぼ白かベージュなので、白を選びました。
機種によっては黒しかないものもあったので、白があって選べる機種というのもポイントでした。
価格帯
これが、途中ちょっと迷いました。
炊飯器の価格は、大雑把にいって、1万円台のかなりお安いもの、2〜3万円の中堅どころ、そして4万〜9万円のハイクラスとなります。
中堅どころでいいかな……と思っていたのですが。
象印には、口コミでものすごく評判のいい最高峰シリーズ「炎舞炊き」という炊飯器がありまして。
ちょっとこれに惹かれたんですね。
人生が変わるくらい、ご飯が美味しい、とか。
高いけれど毎日おいしいご飯が食べられるから、十分元が取れる、とか。
レビューの声があちこちですごいんです。
人生が変わるくらい美味しいご飯、私も食べてみたい……!
しかし、現実的で合理的な母が、「毎日炊いて食べるならともかく、うちは小分けして冷凍するから、どのみち味は炊き立てより落ちるでしょ?」と判断。
それは、まあ、その通りです。はい。
それに、よく考えてみたら我が家は、炊飯器のほかにも、購入後15年以上の家電や家具が結構あるんですね。
エアコンとか、電子レンジとか。
ベッドのマットレスもかなりへたってきている。
全体予算を考えると、堅実に考えたほうがよさそうです。
総合点で、この機種に決めました。
おまけ・家電量販店の店員さんとの一問一答
Q.炊飯器の価格の違いは、どこにあるんでしょうか?
A.内釜の作りと、火力の違いが、差になっています。
Q.やっぱりお値段が高い方がご飯がおいしいんでしょうか?
A.中堅クラスの炊飯器は、どれもおいしいですよ。
Q.炊いたあとご飯を冷凍しているんですが、冷凍ご飯がおいしい炊飯器ってありますか?
A.冷凍ご飯のおいしさは、炊飯器より、冷凍庫の性能の違いも大きいと思います。
購入後、マニュアル通りにご飯を炊いたらおいしかった!
購入後、初めて炊くときは注意して、ちゃんと取扱説明書にあるとおりにご飯を炊きました。
意外だったのが、炊飯器にお米を入れるまでの説明が細かく書いてあったことです。
お米の計量は、計量カップに山盛り入れてからすりきりで正確に計る。
洗い方は、米にぬか臭がつかないよう、すすいだ最初の水は素早く捨てる(10秒以内)。これを2セット行う。
そのあとは、米を洗う。15秒指を立てるようにして大きくかき混ぜたら、すぐに水をたっぷりそそぎ、大きく2〜3回かき混ぜてすぐ水を捨てる。これを米の量により、2〜4セットくりかえす。
最後にもう一度すすぐ。(2セット)
この細かい説明に、米への愛と歴史があふれていて、ちょっと感動してしまいました!
お米の研ぎ方なんてわかっていたつもりだったけど、10秒以内に水を捨て、手早く……とまでは知りませんでした。
炊き上がったらすぐにほぐす。それも、4等分してからかえす……とか、本当に細かいです。しかし、このマニュアル通りにすると、確かにまちがいなくおいしくなります。
(象印の愛ある説明は、以下のページでも読めます。)
この炊飯器は、普通の白米だけでも5つの炊き分けができる……とあります。
エコ炊飯:消費電力を抑える。少し固め。
白米 ふつう:標準の食感。
白米 しゃっきり:「ふつう」より粘り少なめ、弾力おさえめ。
白米熟成:時間をかけて米の旨みを引き出す。
白米急速:早く炊き上げる。少し固め。
本当はこの食感をレポートできればいいんですが、まだできません。
なぜなら、一番おいしそうな「白米熟成」で炊いたら本当においしかったので、ずっとそれで炊いているからです!
「白米熟成」は、炊き上がるのにかかる時間から考えて、きちんと30分ほど浸水してから炊き上げるプログラムのようです。
そりゃーおいしいですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1732548875-Q2kaZl8O05c7PFpHfVGK9WyD.jpg?width=1200)
鍋でご飯を炊いてみたからこそのありがたみ
新しい炊飯器が来るまでの間に、鍋でご飯を炊いてみたところ、意外と簡単に鍋でも炊けるけれど、火加減や吹きこぼれに注意が必要で、ずっと気にかけている必要があるのがわかりました。
これに比べたら、電気炊飯器は天国です。
スイッチひとつで、日頃料理をやったことのない子どもも高齢者も、誰でもおいしいご飯が炊けるなんて。
炊飯器には、すごいテクニックと、お米への敬意が詰まっているなあと思いました。
たぶんこのニュー炊飯器は、今後10年は、我が家でご飯を炊いてくれる予定です。
皆さんもぜひ、おうちの炊飯器に感謝して、お米をいつもより手早くといで、おいしいご飯を食べてみてくださいね。
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