2024年 10月23日 水曜日 徒然日記 追悼 西田敏行さん…ドクターⅩに寄せて…
皆さん、おはようございます。徒然日記のお時間です。今日も丁寧に綴っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
今日は雨降るみたいですけど、気温は上がるみたいですね。蒸し蒸しとした嫌な気候です。
さて、昨日、西田敏行さんの追悼で、ドクターⅩ特別編を放送していました。それを見てのことを今日は綴りたいと思います…
放送したのは、西田敏行さんが蛭間重勝として初登場した回と、最後の登場となった回でした。
西田敏行さん演じる蛭間重勝は腹黒くありシリアスでありながら、どこかコミカルで、なぜか憎めない、回を重ねるごとにかわいいところも出てくる、西田敏行さんの人柄が滲み出ている役でした。本当に西田敏行さんにピッタリの役柄だったと思います…
医学的で難しいところもあるドラマでしたが、それぞれのキャラが立っているドラマだったと思いました。もちろん蛭間重勝もキャラが立っていました。そしてそれぞれの方の演技やキャラが立っていたのも、西田敏行さん演じる、蛭間重勝あってのことだったように感じました。
米倉涼子さん演じる、カッコイイ大門未知子の良き引き立て役だったようにも思います。
西田敏行さんは、蛭間重勝を演じきったことに関して、友達を一人失くしたような喪失感を感じたと言っていました。きっと西田敏行さんもお気に入りの役だったのでしょう…
番組の最後には、ドクターⅩファミリーから一言づつコメントを紹介されていました。
田中圭さんは、誰もが知る伝説、レジェンド的俳優だと言っていました。
こんな下っ端の自分にも、圭ちゃん圭ちゃんと、とても優しく接してくれたとのことでした。最後におこがましいかも知れないけれど、自分もいつかレジェンドと呼ばれるカッコいい俳優になりたい、と言っていました。沢山の人に憧れられ、尊敬され、愛された西田さんに、心よりご冥福をお祈りします、と締めくくっていました…
内田有紀さんは、西田さんはお芝居するとき緊張しませんよね?と聞いたら、今でも緊張はするし、緊張する人で居たいと言っていました。弱さを知ったとき、人に優しくなれるんですね、とのことでした。最後に暗い顔をしていたら心配してしまうから、笑顔でまたお会いしましょう、と言っていました…
勝村政信さんは、急すぎてまだ実感が湧かないとのことでした。楽しそうに来年のドラマの話や、福島へ温泉に行こうと話していたそうです。帰りはいつもの様に近くまで送ってくれて、またねぇ~と挨拶をしたのが最後になってしまったとのことでした…太陽の様な方で、西田さんと出会えて本当に幸せでしたと発言していました…
鈴木浩介さんは、あなたを追いかけて、その背中は大きくて大きくて…優しさに包まれて役者道を邁進できたと言っていました。台詞は覚えるのではなく、食べる、芝居しないという事は百芝居するという事、その金言を胸に努力します、と言っていました…
遠藤憲一さんは、初めて共演した時、西田さんの自由な演技に驚愕したとのことでした。自由であるために心の中で勇気を出して闘っていたと…映画ドクターⅩの完成報告会の前に、俺丸くなったんだと呟いていたそうです。今思うと闘い切った達成感の言葉に思える、見事な俳優人生、本当にお疲れ様でした、と声をかけていました…共演させていただいた日々は宝だと…
岸部一徳さんは、シーズンを重ねるごとに、蛭間重勝の人物の深さ、強さ、弱さ、おかしさを見せてくれたと言っていました。共演者、スタッフを巻き込んで面白いドラマ作りへ向かっていた様だったと…一人一人の魅力をも引き出してくれたと…そして、大門未知子演じる米倉涼子を俳優西田敏行として支え、励まし続けてくれたことに感謝だと言っていました…最後に同級生としてお疲れ様でした、ありがとうございましたとのことでした…
最後に米倉涼子さん、「演じるな、生きろ!歌うな、演じろ!」という教えをしっかり自分のものにできるよう、これからも背中を追い続けていく、と言っていました…蛭間重勝と大門未知子として真っ向勝負できたことは一生の宝物だと…本当にありがとうございましたと、締めくくっていました…
少し長くなりましたが、ドクターⅩファミリーの挨拶は以上です。
本当に共演者のことを支え続け、勇気づけ、そして自分の芝居に邁進していたのだと思います。そして皆から愛されていたと…
西田敏行さん、ドクターⅩに寄せて改めて心からご冥福をお祈り申し上げます…
追伸
今日の一曲…Superfly Bi-Li-Li Emotion(ビリリエモーション)