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iPadがもう1台ほしくなった理由

iPadでできることはiPadでする,それが鉄則

私は仕事ではiPad Proを2台持ちしています。その1台は,M1搭載12インチiPad Pro。iPadにM1チップは要らない,という意見もありますが,もうその考え方自体が古いと思います。

というか,iPadをパソコンの代わりに常用したいと考える私には無理な話。

iPadでできることはiPadでする,それがiPad使いの鉄則です。これは古参iPadユーザーの矜持みたいなものですが,とりあえず,私は自分が入手できるレベルのiPadを使ってその日その日を過ごしています。

iPadでできることはiPadでする,そうなると,M1チップ搭載のiPadは欠かせないものになります。

たとえば,作成した文書をPDFにして紙の代わりに配布したり、1080HDで撮影した動画をiPhoneや無印iPadでも容易に編集できるように720HDに変換する,そんな作業でするときには,M1チップであるかないかの差は大きく,1度でもその快適さを味わったなら,M1チップを搭載していないiPadは使いたくなくなります。

私にとってiPadは,もはやパソコンと同じです。やはりM1チップは外せません。日々の仕事と生活の中で一番使っている機器が私にとってのパソコンになります。

そうはいっても,今はM2も登場したので,M1も今や1世代前のプロセッサということになります。M1チップ搭載といっても普通のiPadといっても良いのでしょう。

でも,iPadを2台持ちしている毎日を省みると,必ずしも2台ともM1チップを搭載してなくても良いなと思えることがあります。パソコンみたいな作業がiPadのすべてではないみたいです。

それどころかパソコンを使って実行するには,かなり無理をしないといけなかったことが,iPadだったら容易にできたりします。やはり,iPadは新しいパソコンなのでしょう。パソコンとは私にとってはパーソナルコンピューティング,つまりは個人が情報処理をする道具のことです。

生活の中の無印iPad

私のもう1台のiPad Pro11インチは2018年モデルの初代ですが,一時はこの11インチもM1モデルの方が良いのではないかと考えたりもしました。まあiPad Proでなく,M1搭載のiPad Airでも良いかと考えたりしました。

ところが,この2018年モデルが案外まだ使えるので今に至っています。
おまけに,M1プロセッサって何か急ぎすぎた製品というか,旧型のiPad Proと並行して使っていると,実験的なところがまだあって(それがProっぽさともいえますが),たまに信用できないところもあると感じています。

それがM1搭載12インチiPad Proの問題なのか,ミニLED搭載タイプの問題なのか分かりませんが,たしかに前述の通り処理は速いのですが,仕事するにはM1搭載iPad Proだけでなく,非M1 iPadがあったりすると安心だったりします。

M1搭載iPadでできることは広がりましたが,その一方でiPadは最新型でなくてもまだ使えたりします。そこで,仕事用のiPad Proが性能重視であったのに対して,仕事に使わない無目的なiPadがほしくなりました。

そこそこの性能で良いので,もう1台そこそこのiPadを。ということで,昨年末に第9世代iPadを購入しました。いわゆる無印iPadで第10世代iPadの1世代前のモデルです。

なぜ第9世代iPadを購入したのか

iPad Proでなく無印iPadを購入した目的は,予算的な理由もありますが,そんな性能や新型,旧型からも解放されて生活の中のiPadの使い勝手を試したいというのもありました。

なぜ第10世代でなく第9世代を購入したかというと,第10世代のiPadのUSB-Cはいろいろ気づくと形だけに思えたので(それでもUSB-C端子でつながるというのは利点),自分が持つにはまだ少し早い気がしました。

仕事で使うのはiPad Proでしたが,USB-Cとか第二世代Apple Pencilとか,やはり便利でした。仕事と生活は重なるところもありますが,やはり別々にしておいた方が良いこともあります。

とくに整理下手な私としては仕事と生活は分けておいた方が何かと便利なので,生活用のiPadは,2018年以降Apple Pencil対応のiPadであれば良いのではないかと考えました。手元に以前のiPad Proで使っていた第一世代Apple Pencilがあったりしたので,ホームボタン付きのiPadに戻ってみたのでした。

第9世代になって本体ストレージが64GBになっていたのも良いかなと思いました。この辺が今の自分には必要最低限のストレージの容量ではないかと思いましたが,それでも64GBで足りるかどうかは心配でした。そこそこのiPadに適したストレージというのは,使ってみないとわからない。そこはいつもの人柱ということで,保険として外付けSSDを利用することを考えていました(第9世代はLightning端子なので,保険のくせに厄介な存在になるのが外付けSSDでしたが,詳細はまた後日)。

無印10世代のiPadが登場した今,ホームボタン付きのiPadはいつかはなくなるモデルといえるでしょう。これまでのiPadの歴史を振り返って見るのなら今なのでは,とちょっと思ってみたりもしたのでした。

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