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一瀬邦夫・笑顔の為にイメージを払拭した男

株式会社ペッパーフードサービス。
昭和45年2月に創業し、資本金は3,538百万円。一代社長の一瀬氏が展開する
「いきなりステーキ」が有名な企業です。
「若い人たちにも“ステーキ”をお腹いっぱい食べてもらう」という思いから、
リーズナブルに利用できるお店を作る為、業界のイメージに捉われる事なく、
「どうすれば実現できるか」だけをみて創意工夫を重ねて、「いきなりステーキ」を開業しました。

都内では「ペッパーランチ」の展開で拡大し、平成15年には韓国にも出店しています。

一念発起

一瀬氏はもともとはコックで、下町に小さなお店を開業し日々お客様の期待に応えるべく店舗運営をしていました。
しかし、従業員の定着という課題に直面します。

そして出した結論は、「経営者である自分に夢がないからだ」というものでした。
夢がないから、ここで挑戦できることがなくなったら辞めてしまうのではないか。そこに思い至った時、従業員に挑戦の場を提供できるように店舗展開しようと思いました。64歳にして上場を決意したのも同様の理由からです。

まさに挑戦の人!

そして感じるのは「徹底的な現場主義」という事です。

経営者の視点はもちろんですが、実際に現場スタッフとの触れ合う時間を作る事で、見えていない事、新しい視点を手に入れ、
スタッフが本当に必要としている組織体系を作って行こうとされています。

経営者は孤独だと言われますが、私は自分が孤独だとは思いません。「ここで働きたい」と飛び込んできてくれる人がいて、ついてきてくれる仲間がいる。なんと幸せなのだろうと心から思います。私は時間が許す限り店舗に足を運び、アルバイトを含めて従業員一人ひとりの顔を覚えて厳しい指摘もします。これも、本気で従業員の成長を願い、お客さまを喜ばせたいと考えているからこそ。これからも、従業員と一緒にたくさんの夢を叶えていきたいですね。

業界の常識も慣習も必要ない

「この業界はこういうものだ」「これがこの業界の当たり前だ」

いつの時代の常識でしょう。
「どうなりたいのか」「何を成し得たいのか」「その為に必要なものは何か」

全ての決定は、この目標からくると思います。
そこに「業界の常識」なんて足枷は不要なのです。

なぜなら掲げる信念の根底が、「みんなの幸せ」だからです。
時代が変われば常識も変わる。
そこに対応できない慣習は必要ないのです。
守るべきは慣習ではなく礼節。
で、あるなら、挑戦しイメージを変えていく必要があります。

自分の仕事、自分自身について、いろんな側面から同じ事が言えます。

自分のビジョンに到達する為に、今日、何を変えますか?

僕も変えていきます!

ではでは☆



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