腰方形筋をほぐすことは対処療法でしかない場合が多い
車のダッシュボードごちゃごちゃしてる奴、大体部屋汚い。
小林です。
腰方形筋について書いていきます。
付着位置
起始
腸骨稜
停止
第12肋骨、第1-第4腰椎横突起
起始部の腸骨稜ですが、比較的背面に付着しています。
作用
体幹の伸展、体幹の側屈(片側のみ作用した場合)
です。
腰方形筋ですが結構ペラペラです。筋腹もそこまで厚くなく、強い働きを有していません。
腰痛との関連
腰腸肋筋と連結している事から、一方が緊張する事でもう一方も緊張を起こします。
肩甲骨が外転し、胸椎後弯が強く骨盤後傾している方に多く緊張が見られます。猫背や円背の方ですね。
それ以上前に倒れないように、腰腸肋筋や腰方形筋が後ろから支えてくれている訳ですね。
緊張してしまった彼らをほぐすことで一時的な解決にはなりますが、根本原因を突き詰めていないのでぶり返しますよね。
整体とかほとんど意味ないっす。対処療法でしかない。
骨盤前傾、仙骨前傾、適度な胸椎後弯、肩甲骨ポジションを正すことが大切です。
トレーナーなら尚更、根本原因解決に拘りたいところです!