ハロウィンの夜
昨日はハロウィンと日曜日が重なって、
とても賑やかだったことでしょう。
うちでもご近所の子どもたちを招いて、
こじんまりとハロウィンをお祝いしました。
山手のハロウィン
土曜日に出かけた山手の洋館は
それぞれに素敵なハロウィン装飾をしていて
歩いてみるだけでも楽しめました。
山手234番館とエリスマン邸に行ってみました。
さて、このハロウィン、今でこそ日本でも定着して
仮装パーティーのお祭りになりました。
私は今年も魔女!
「たこ焼き」というコスチュームを初めてみました。
「カオナシ」は怖くて大人気でした。
「たこ焼き」というコスチュームを初めてみました。
なかなかみんな凝っています。
ハロウィンの起源
2000年以上前の古代ケルト人の
夏の終わりの祭儀サウィンが起源とされています。
ちなみに冬の終わりは4月30日です。
そのことは最後に貼り付けたnoteを参照してください。
さて古代ケルト ドルイド信仰では、
夏の終わりが一年の終わりで、
現世と来世の境界が緩んで、死者の魂が家族の許に戻ってくる
とされていました。
日本のお盆みたいですね。
と同時にその緩みに乗じて、
悪霊が現れて、人間に取り憑くと信じられていました。
そこで悪霊に人間と悟られないように、
仮装したり、火を焚いて悪霊を退散させようとしました。
ケルト人とハロウィン
現在の、
アイルランド、ウェールズ、スコットランド、
アルプス周辺のガリア人、
中近東では聖書にも出てくるガラテヤ人と呼ばれる人々です。
そしてケルト人、使用言語、習慣は地域によって異なりますが、
ギリシア・ローマの思考法と異なった思考感覚で
中世初期までキリスト教宣教師を悩ませていたようです。
(私はケルト人と縄文人はとても似ていると思っています。)
そこでキリスト教会は11月1日の
万聖節(聖人の執りなしを祈る日)の前夜を、
英語圏の教会、特にアイルランド系の信徒は、
この日を万聖節前夜をしました。
古い英語でオール ハローズ イベンが短く訛って、
ハロウィンになりました。
今ではかぼちゃをくりぬき、中に蝋燭を立てた
「ジャック・オー・ランタン」が主流ですが、
アメリカ大陸発見前はカブの一種ルタバガが用いられていました。
アメリカ、ニューイングランドのピューリタンはハロウィンには強く
反対する立場でした。
しかし、19世紀になり、アイルランドやスコットランドからの移民が
大量のい到着し、最初は特定の移民共同体の中での行事は
徐々にアメリカの主流社会にも受け入れられ、
1950年代には、今の形になっていきました。
日本では
魔女やお化けに仮装した子どもたちが
近くの家を1軒ずつ訪ねては
“Trick or Treat”と言って回るのは、
ほんとに最近のことですね。
ホットワインで気持ちよくなった
10月最後の夜でした。
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