『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』読了
この本を読む目的
本屋で立ち読みした時、今の自分に必要だと思うことが書かれていたので迷わず購入。今までメンタルを強くするために調べてきたことが一冊にまとまっているような本でした。
この本を読む目的
・自分のメンタルを強くする方法を知る為
・メンタルに悩んでいる人へ効果的なアドバイスができるようになる為
・目標達成のためにはまずメンタルやマインドの土台を固める必要があると考えた為
以下、本書を読んでの気づきをメモ書きのような形で書いていきます。
何かの気づきになれば幸いです。
気づき・学び①メンタルが強い人の理由
・人生を良くするために必要なのは、強いメンタル。
・強い心(メンタル)を持っているか持っていないかで、結果や成果が変わってくる。
・強い心は科学的に作ることができる。
まず、人生を思い通りに生きるための公式をここで紹介。
「現実(未来)=目的地×手段×メンタル」
この公式をひとつずつ紐解いていきます。
①現実(未来)とは?
ここで言う現実(未来)を簡単に言うと、理想とする未来の自分自身のこと。
メンタルが強い人は「今の自己評価」ではなく、目標を達成した「未来の自己評価」で生きている。
これこそがメンタルが強い人の理由です。
何でもうまくいく人は、自分を今の評価を持って生きているのではなく、未来の自分を持って今を生きているのだそうです。メンタルと自己評価は密接に関係しているため、自己評価を意識して変えていくことでメンタルが高まっていく。
未来の自分自身を”今”に生きること。これこそが理想の現実である、ということを伝えていると僕は認識しました。
②目的地とは?
これを読んでいるあなたは次の質問に明確に即答できますか?
「あなたの目標は何か」
「実現したいことは何か」
「1年後の今日どうなっていたいか」
もし答えられなかったなら、自分自身がどこに向かっているのかをわかっていないということになります。
(僕自身、明確に即答できませんでしたが笑)
ただ目の前の課題に対してがむしゃらに頑張っているだけでは、目的地に到着できないということ。
そして、たとえ目的地があってもそれが明確な形になっていない人は多い。もし収入を上げたいのであれば、いくら上げたいかを明確にしましょう。1万円上げる場合と1000万円上げる場合とでは、やり方も行動もまったく異なるためとるべき行動が変わってくる。
③手段
「手段」も必要だが、最重要項目ではない。
そもそも「目的地」が明確でなければ意味がなく、手段にすらたどり着けない。手段より先に大切なのは「目的地」と「メンタル」を強くすること。そうすることで手段は自ずと定まってくる。
④メンタル
すでに述べてある通り、目標達成する上でいちばん重要なのは「メンタル」です。「メンタル」とは「心」のことで、「心」の状態は「自己評価」に起因します。ここで言う「自己評価」とは、自分や他人の基準と照らして自分の価値を決めることである。この時自己評価は「脳」で行われているため「メンタル」とは「心」のことであり、「自己評価」のことでもあり、「脳」ということになる。「メンタル」が最も重要な要素となる。
少しわかりにくいので、噛み砕いてまとめると
・メンタル=心
・心の状態は「自己評価」で決まる
・自己評価=自分の価値を決めること
・自己評価は「脳」で行われる
・メンタル=心←自己評価で変わる←自己評価は脳で行われる
ということになる。
具体例をあげると
たとえば、あなたが飛行機の機長であるとします。現在地は成田空港で、目的地はホノルル国際空港。機体の性能に問題はありません。このとき、もしあなたの自己評価が低く、ホノルルまでたどり着く自信がないとすればどうなるでしょうか。想像してみてください。
この場合「目的地(ホノルル)」も「手段(飛行機)」も明確であるにもかかわらず「行動(飛行機を飛ばすこと)」に移すことはできないはずです。
このことからわかるように自己評価は「実行」にダイレクトに影響を及ぼします。
まとめ
メンタルが強い人の理由=自己評価が高い
自己評価を高めること、これこそがメンタルを強くするために最も大事な要素だと言える。
気づき・学び②完成図を視覚的に脳に刷り込む
・目的地と目標達成したい理由を明確にすること
・自分が達成したいことを視覚的に認識すること
・画像はGoogleの画像検索を使って自分の理想とする姿に近いものを探す
・スマートフォンやPCのフォルダに入れておき、毎日見るようにする。
・毎日必ずみるであろう場所に画像を設置する。
なぜ毎日みる必要があるのか?なぜ画像が良いのか?
自己評価と現実の間にギャップが存在すると、脳はそのギャップを埋めようとし必要な情報を集めるようになる。そして自らの行動が変わり、現実が変わっていく。
画像が良い理由としては、人間は視覚から得る情報が圧倒的に多いため。
まとめ
視覚に訴える形で毎日自分の理想を刷り込むこと。
気づき・学び③モチベーションではなく基準をあげる
・完成図に向かって行動する際にモチベーションで行動をしないこと
・自分の中の基準をあげること
・基準をあげるには「思い込む」こと→アファーメーション
目標に向かっての行動はモチベーションで動いてはいけない。なぜならモチベーションは必ず上がり下がりするものだから。
目標に向かって行動し続けるために上げるべきものは「自分自身の基準」である。例えば社内最年少で部長職に就くことが目標だとすると「最年少で部長になる人はどう行動するだろう?」「どんな対応をするのだろう?」などと考えて行動することになる。つまりこれは、未来の自分で生きるということに繋がる。
そしてその基準をあげるためには「思い込み」が必要になる。
その思い込みを変えるには「アファーメーション」を活用することが良い。
アファーメーションとは?
全ての思い込みは「考え方」が根本になっていて、その考え方を変えるために有効なのがアファーメーション。これは自分自身に肯定的な言葉で宣言することをいいます。
アファメーションにより自分の「考え方」に影響を与え、感情と思考をコントロールすることができるようになる。
「自分はこういう人間だ」「こういうことを実現する」といった言葉を脳に宣言し続ければ、思考が変わっていくのである。
そこでアファメーション(思い込み)のポイントを5つあげていく。
①現実的な目標を宣言すること
あまりに現実からかけ離れていると、変化への意欲が湧かないため。
②肯定的な言葉で宣言すること
脳は否定的な言葉を認識できないため。
例えば禁煙したいのなら「絶対にタバコを吸わない」でなく「私はノンスモーカーになった」という言葉に変えていく。
③現在完了形の言葉を使うこと
お金持ちになりたい願望がある場合、「お金持ちになる」ではなく「私はお金持ちである」という言葉に変換する。「お金持ちになる」という表現だと「今はお金持ちでない」という自己評価を宣言してしまうから。
④臨場感が伴うイメージを作り上げること
思い込みの内容が実現した時のことを具体的に想像すること。そうすることで実現した時の感情が体験でき、その感情が行動力を生み出す。
⑤朝と夜に30秒のアファメーションを行うこと
目標達成したときのイメージを鮮明に思い浮かべ、アファーメーションを紙に書き出す。あとは鏡に向かって自分自身に宣言をすること。できるだけ毎日繰り返しやることが大切。脳は繰り返される情報を重要だと認識する仕組みを持っているから、実現するまで毎繰り返し自分に言い聞かせていくことが重要。
まとめ
思い込みによる力は絶大。繰り返し自分自身に言い聞かせること。しかし、誤った方向に思い込んでしまうことは気をつけないといけないので注意する。
ネクストアクション
・起床後と就寝前に自分の目標とする姿を思い描く。
・毎日目標や宣言を紙に書き出す(0秒思考メモと組み合わせる)。
・達成したい目標は肯定的な言葉で自分に言い聞かせる。
・目標とする姿を画像に落とし、目に見えるところに貼る。
まとめ
「メンタルを強くしたい」
その自己評価が自分自身のメンタルの弱さを作っているのだと気づきました。
メンタルは心の持ち方次第とはわかっているけど具体的にどうすればいいの?というモヤモヤが晴れた一冊でした。
本書には「完成図を刷り込む」や「アファメーション」以外にもたくさんのノウハウが記載されているので、手にとってみて、自分に合った方法を試すのが良いと思いました。メンタルを前向きに整えたい方におすすめです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
強いメンタルを持って生き抜いていきましょう!!
それではまた!
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