見出し画像

パニック安に見える、株価に一喜一憂する人間のライフタイル

 週明けの5日の東京株式市場、日経平均株価が1987年のブラックマンデーを超える過去最高の下げ幅を記録した。これには、いくつかの要因があると見られているが、ここ数ヶ月や2〜3年の日経平均を押し上げていたのは、なんといっても政府肝入りのNISAや新NISAで投資を始めた人間の買い行動要因が大きい。

 そして、こういった人間は投資初心者で大体人の言ったように銘柄を買ったり、とりあえずと言ってインデックスファンドに入れたりする。仕事でも同じである。周りが転職したから自分も、、とか〇〇さんが起業したから私もやろう!そんな人間ばかりだ。

 SNSが普及しそんな人間にも情報が瞬時に広がっていくようになったことで、このようなライフスタイルの人間は損に損を積むのだろう。これが顕著に出たのが今回の“パニック安”だ。周りが買ったから、周りが売ったからがよく見える化されたこのSNS時代では、売りが売りを呼ぶ、要は狼狽売りを行う人間が急増するのだ。

 そもそも株式投資なんかは余剰資金で資産運用をするのが1番良い。消えても良い資金で現物取引だけをしていれば、ニュースやSNSなんかは一切見ないでほっておけば良い。世の中で1番儲けを出している投資家は死人であると言われているように、世が進化していく限り株価というのはいずれは上がるので黙って目の前の生活を楽しめば良い。

 先物やFXなんかをやっている人間は今回のような事態が起きた時にやっとそれが博打だということに気づくだろう。そもそも、自分の興味のある事をやるのが1番幸福度が高いので、チャートを見て楽しいのであれば別だが、多くの人間は楽しくも何もないだろう。であれば楽しいことにお金を投資した方が何十倍も得すると思うのだ。

 ライススタイルは十人十色なので、みんながやっているからといって揃える必要はない。自分が楽しい面白いと思える分野に時間とお金を投資するのが良いのではないだろうか。

宜しければサポートをお願いします😀 いただいたサポートは今後のクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。