読書感想文#4 「SHOE DOG 靴にすべてを」 PHIL KNIGHT
偉大なスポーツブランド、NIKEの創設者であるPHIL KNIGHTの自伝である「SHOE DOG」を読んだ。
読了後、僕は3つの感想を得た。
1.スニーカー好き(特にNIKE)にはたまらない1冊であるということ
2.自分の人生に向き合って天職を探し続けようと思った。
3.何かを成し遂げるには、覚悟を持って、リスクを背負うことが必要になるということ。
1.スニーカー好き(特にNIKE)にはたまらない1冊であるということ
僕は、結構スニーカーが好きだ。集め始めたのは最近だけれど、スニーカーへの片思いは4年以上は続けている。
約3年前、スニーカーに絶賛片思い中だったころに本著が発売され、書店の店頭を飾っていた。
衝動買いをしたのはいうまでもなく、3日くらいで読了をした。
そして、ここ1週間ほどで2回目の読了をした。
2回目を読んでみて、スニーカーが完成するまでのバックボーンを知ることで、自分のスニーカーへの恋を加速したと実感した。
本著はNIKEの前身であるブルーリボンの創設から株式上場を果たすまでの、PHIL KNIGHT氏の奮闘記であり、NIKEの歩んできた歴史について学ぶことができる。
それによって、更にスニーカーのことが好きになり、作中で登場するスニーカーへの購買欲が高まってくるのである。
(オニツカタイガーに対する好感度は下がることになると思うけど笑、、、)
2.自分の人生に向き合って天職を探し続けようと思った。
「自分を信じろ、そして信念を貫け」
本の終盤で、PHIL KNIGHT氏が述べている言葉だ。
僕を含めて、環境に流されがちな現代人にとっては、この言葉を実践する決意をすることは容易ではないことであると思う。
しかし、自分の信念を頑なに固持し続けて、天職を見つけていくことがとてつもないほど困難な挑戦でありながらも、それ以上に素晴らしいことであると、本著を通して、ひしひしと感じることができる。
作中で、PHIL NGHIT氏は、NIKEでの仕事を仕事だと思ったことは1分もなかったと述べている。
僕は、こんな考えを持って打ち込める天職を見つけたいと強く強く思った。
3.何かを成し遂げるには、覚悟を持って、リスクを背負うことが必要になるということ。
本著を読めばわかることだが、今は輝かしいNIKEも、挑戦的な経営戦略が裏目に出て、経営破綻の危機に陥るような修羅場や、裁判沙汰に巻き込まれたりしている。
しかし、その度に何とか潜り抜け、それをバネにして大きな飛躍を遂げているのである。
成功のためには、1歩を踏み出す勇気を持ってリスクを冒す必要があると感じた。
そのリスクを冒した結果をいいものにできるかどうかは、自分の実力や、PHIL NIGHT氏が言っているように運も味方につける必要がある。
だけど、まずは、1歩踏み出す勇気を持つこと。
今の僕には、これが必要だということを感じた。
終わりに
PHIL NGHIT氏の人間臭い部分もふんだんに描かれている、最高にリアルな本なので、スニーカー好きに限らず、みんなにオススメしたい本である!
(オニツカタイガー好きを除く笑)