人生の目覚まし時計
『7つの習慣』スティーブン・コヴィー博士の名言シリーズ 第4回目
コヴィー博士の「最優先事項」より名言をご紹介します
今回は...
人生の目覚まし時計
ある日突然ショッキングな出来事に遭遇したとしたら..
それは、大きく方向転換する分岐点
コンパスを確認するために起こる出来事です
現代人というのは、効率とかスピードとか、よりもっと、もっと..
という「時計」のメタファに目が行きがちで、どちらの方向に進むのか?というコンパスを確認する時間が極端に少ない。
もしくはコンパス自体を持っていない。
そんなことを今までお話してきましたが..
人生の目覚まし時計とは
ある日突然、
最愛の妻が亡くなってしまい
「もっと深い愛情に満ちた関係を築けばよかった」と思う
子供が非行に走ってしまい
「もっと親子の時間を持って対話をする時間を作ればよかった」と思う
あるいは
ある日突然リストラで解雇される
病院に行って、癌を宣告される
こういった誰にとっても思いがけない不慮の事故だったりトラブルだったりという一見ネガティブに捉えられる出来事は
人生にとっての目覚まし時計になり得る
ということです。
コレらの体験が良い・悪いではなくで、
こういった出来事が起きた時に多くの人は
じぶんの人生の本質に向き合う機会になる
ということです。
どうしても日々次から次に「やったほうがいいこと」やベターなことが溢れていて、そんなことを追いかけていると、じぶんの人生にとって本当に大切な「最良」のこと。ベストなことまで手が回らずに、他の「良い」ことで埋め尽くされてしまう..
そんな風に慢性的になっている人が多いのではないでしょうか?
この話を見た時に、わたし自身も自分を省みるきっかけとなりました。
願わくば、そんな自分にとってのショッキングな人生の目覚まし時計が鳴り響く前に、じぶんで自分の目覚まし時計をセットして、じぶんのコンパスを持って、じぶんの「最良」はなんなのか?「最良」のものを見極めて、「良い」ものの中から「最良」のものを選び取り、苦渋の決断で「良い」ものを捨てていく。
そんな人生にしていきたいと思います。