がっちりマンデーから学ぶ真似る!天災が経営改革のきっかけとなることもある。コロナ禍も活かせる!
がっちりマンデー 2019年11月17日放送
5年で100店舗以上増えてる大急増店!
回転寿司の常識を覆して7年で120店舗に!「魚べい」
https://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/2019/1117.html#b1
<成功のポイント/工夫>
1)「回転寿司」なのに「回転レーン」を無くし、高速レーンに変更(Machine設備変更/生産の3M)※専門用語解説参照
・【変更理由】元々「すしおんど」という、普通の回転寿司店で135店舗まで増えたものの、無理な拡大路線がたたり、大量閉店し37店舗にまで減少。2011年、東日本大震災直後に節電のため、回転レーンをストップし、高速レーンだけで営業してみたが「売上下がらない」ことに気づいた。
・高速直線レーンを2段以上にして注文が重なっても渋滞しない工夫を実施
2)大量の注文制にも対応できる仕組みを構築したから
・大量の注文をさばく方法は、過去の売上データから時間帯別に予測し、事前にネタを切って準備
・今までより厨房の人数を増やして人海戦術で対応
3)「回転レーン」を無くして、高速レーンにするメリット
・回転レーンは、ネタが乾燥して廃棄せざるをえなくなる、通称「乾きロス」の解消が可能に
・オープン前にレーンに寿司を流す準備時間が無くなった
<成果>
・2012年1店舗から、7年間で約120店舗に
・昨年2017年は、過去最高益を更新
<岩井コメント>
当事例では、なぜ低価格での提供が可能なのかの表現はありませんでした。ここが知りたいことでしたが、推論してみます。
素朴な疑問ですが、従業員数を増やせば人件費が増加するのでは?
それども儲かるということは、
増加人件費 < 廃棄ロス費用+事前準備人件費
つまり、回転ずしは、いかに廃棄ロスコストが大きいかを表しています。
確かに、お客側から考えると、レーンの寿司の数が少なく歯抜けの店は、味が悪いように感じて行きたくなくなりますね。
コロナ禍対策上からも受注生産は安心できますね。一気に、回転レーンがなくなりそうですね。
回転レールメーカーの経営が大丈夫か?対応策はしているのかがコンサルとしては非常に気になります。
<専門用語解説>
生産の3M(さんえむ) とは、生産の基本要素、人(Man)、機械(Machine)、材料(Material)の頭文字をとったもの。
これに、方法(Method)と計測(Measurement)を加えれば、品質を左右する5Mとなる。
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