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がっちりマンデーで学ぶ。「オフプライスストア」って何?  ★岩井予想では、来年ブレイクします

本日も、2020/7/19 2日前に放送されたの番組を分析しました。

がっちりマンデー 7月19日 放送
儲かる「ねだん」ビジネス」を特集!!
「ねだん」をうまく利用する会社を大公開!
https://gacchiri.tv/n/n5e880c50fa43
「ラックラック・クリアランスマーケット」

<新たな取組のポイント/工夫>
1)アメリカで普及しているが、日本に導入されていない販売形態を発見

・オフプライスストアはアメリカでは30年以上の歴史。しかし、日本には1店舗もなかった
・余剰品やシーズンが過ぎてしまった物をメーカーから購入するため、仕入れコストが安いので、安く販売可能
・「アウトレットモール」は、自社のブランド「だけ」を安く販売するが、オフプライスは、複数のブランドを「1箇所」に集めて、「激安で」販売する形態。

2)安く仕入れられるから、安く売れる仕組みを構築
・メーカーから余った商品を買い取れる「資金力」が必要
 ⇨親会社のゲオが支援(経営資源の資金) 

3)在庫メーカー数と在庫数量が競争優位性となるので、仕入れ品を管理する巨大な倉庫を確保したから
・親会社、中古品販売大手のゲオが「セカンドストリート」と同じ仕組みを活用(経営資源のモノ=倉庫)

4)「セカンドストリート」のノウハウを活用できるため
・中古販売ノウハウは強みであり、強みを活用できるビジネスを選んだ点が素晴らしい。

<経営成果>
・現在、神奈川や大阪などに6店舗を展開と拡大中
・200社のメーカーから1000種類近くのブランド品を在庫中

<岩井コメント>
★アメリカで30年も歴史がある「オフプライスストア」が、なぜ日本で展開されなかったのか?
理由は、ブランドメーカーの日本法人は、現在高利益で販売ができているため、価格崩壊につながる流通形態を容認しなかったからです。
そこで、中古品の流通が発達している。
しかし、今回のコロナ禍で、需要と供給の関係がいびつになったため、メーカーも現金化を急ぐことが予想され、オフプライスストアが大きく発展する土壌ができたと感じています。
現に、2020年3月24日に、オフプラMEGAドン・キホーテUNY大口店が、愛知県でオープンしました。
また、オフプライスストアの応用例も出現しました。
元のブランドタグや洗濯表示タグを工場で付け替え、ブランド名表示を「Rename」にして販売する、株式会社FINE(ファイン)というベンチャーが発足しています。

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