見出し画像

名物社長は「コロナ禍で今まで出来なかったことができるメリットを強調」

【名オーナー経営者は、陽転発想で新市場を探し、   即アクション】

<オーナー3社長発言で参考になったこと>
1)マクロで考える

・市場が減ってしまったと考えるだけではダメ。減る市場もあるが、取りこぼしていた市場や新たに発生する市場に目を向け、新たな取組をすることが大切
2)長期スパンの変化と直近の取組を合わせて考える
・今のマイナス面ばかりでなく、コロナ禍以前にできなかったことが今ならできるようになっている変化に着目し対応策を実施することが大切
3)自社のミッションは何かを再確認した上で信念を持って取り組んでいる
・店舗を開けても、閉めても批判は発生する。自分の信念は何かを明確にできれば対応策に自信を持って取り組める
4)出勤してくれるパートさんに1日1000円プラス手当を支給

がっちりマンデー 2020年5月31日 放送
すごい社長緊急集合!これからどうする?どうなる日本経済?
もう一度がっちりするための緊急会議を開催!!
日本交通株式会社代表取締役会長 川鍋一朗さん
株式会社ニトリホールディングス 代表取締役会長 似鳥昭雄さん
株式会社星野リゾート代表 星野佳路さん

<日本交通株式会社 川鍋一朗会長発言>
1)業績は、70%減。コロナ禍後に、レストランの食事を運ぶ「デリバリータクシー」を実施中。「貨客混載」という取組は過疎地でしか進んでこなかった。都会でも実施することになった。マイナスの面もあるが、プラス面もある。
・タクシー業界の一つ明るい兆しは、乗務員のデジタルトランスフォーメーションが、コロナによって後押しされている。タクシー乗務員は、スマホ嫌いで、俺は腕一本で生きてきたんだという職人が多いが、変化している。3年5年でみると、タクシー業界全体にとってプラスとなると考えている。

<星野リゾート 星野佳路代表>
1)牛乳が余っているのを何とかしようと、「ミルクジャム」の製造販売を開始
2)観光、ホテルは、一番打撃を受けている業種の1つ。9割減。
・チェックインされる方々は、他の方々と合わないようにご案内して、お部屋の中でチェックインすることに変えた。
「これからどうなる?」
・インバウンドが戻るのは、治療薬、ワクチンが誕生した後、相当先。
・マクロ市場分析:日本国内の観光市場は、26.1兆円。
   インバウンド需要は、4.5兆円でしかない。
   対して、日本人の海外旅行市場は3兆円。
   4.5兆円インバウンドは失うが、日本人が国内に戻ってくるので、3兆円戻る。
つまり、インバウンドを失った売上は、日本の観光にとって決定的な打撃ではない。

逆転の一手は「地元民にとっての非日常」にあり
・1時間ぐらいの県内観光が最初に戻ってくる。 「マイクロツーリズム」を企画中。

◆株式会社ニトリホールディングス 似鳥昭雄会長
・お店の密を防ぐべく、ネット販売の強化や店内の消毒、従業員の健康管理など徹底
・従業員は3万5000人にマスク支給と、出勤してくれるパートさんに、1日1000円手当支給

<岩井コメント> 尊敬する松下幸之助創業者の不況の時の言葉が心深くに残っています。
三英傑のホトトギスの句を、幸之助さんならなんと答えますかとの質問に対し、「鳴かぬなら それもまた良し ホトトギス」と詠んだとか。
不況もまた良しという講話も本に出ています。マイナス面を考えず、前向き、プラス思考が大切と20代に読んで感銘しました。
今回のオーナー3社長がプラス思考で、前向きな取組をされていることにパワーをいただきました。

【知恵は無限大!コロナに負けるな。プラス思考で前進あるのみ】

祝い中小企業診断士が解説するテレビメモ術#55
 
#ビジネス #コロナ禍 #新規取組 #マクロ分析 #リゾートワーク #がっちりマンデー #前向き #不況 #働き方改革 #オーナー社長

コロナ収束宣言まで、毎日お役立ち情報を掲載する活動資金にさせていただきます。