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ひょんなことで始まったけれど。

今週に入ってから、産業看護職の仕事が連日入っている。
産業看護職の仕事は元々はやるつもりはなかった。ある日、何気に求人サイトを探していたところ、リモートワークでできる、看護師のみの資格で業務ができると言うことで、気軽に応募したところから始まった。それから、あれよあれよと面接日程が決まり、面接時に「是非」と言うお言葉をもらった。看護師免許を提出し、模擬の仕事をこなし、企業の必要なマニュアルを一式学習した。
これまで雇用される形態で働き、時間内で様々な業務をするという仕事とは異なり、自分で案件を見つけて契約し、それから仕事をすることができる。このシステムに初めは違和感しかなく、応募することにすら怖気づいていた。
それが投影されていたのか、初めて契約成立しそうな案件は、結局先方と日程が合わなくなり流れてしまうということもあった。
そこから、上司からご紹介という形で背中を押され、意を決して念願の1件目契約。決まった途端、なんだかもう進むしかない、と前向きになれた感覚を思い出す。
関わってくださる上司とも、やりとりを重ねていくことで信頼関係が構築されて、安心感も担保されていると分かった。この部分も心理状態に大きく影響してるのではないかと思う。
そんなわけで、確か?9月から始めてから徐々に案件を増やしている。
数をこなしていくと想定外の状況もあったりして、自分の知識不足を痛感したり、自分の知らない分野の業界のことを知る機会にもなって興味深いなぁと感じている。病院看護師をしていた頃には抱くことのなかった心境である。
想定外の展開となる度に心拍数が上がるのが現状だけど、回数をこなして自分の引き出しを増やしていきたいという向上心が芽生えている。そして、目の前の人に対して一生懸命に向き合いたいと言う意欲も湧いてくる。
ひょんなことから始まったお仕事であるが、意外と自分には合っているのかもしれないと感じたところである。

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