マガジンのカバー画像

娯楽映画研究所通信

704
娯楽映画研究所からのお知らせをまとめました。
運営しているクリエイター

#藤原釜足

『吹けよ春風』(1953年1月15日・東宝・谷口千吉)

 みんな大好き、谷口千吉&三船敏郎コンビのハートウォーミングな快作『吹けよ春風』(1953年…

『續 只野凡児 人生勉強』(1934年7月12日・P.C.L.映画製作所・木村荘十二)

 麻生豊原作「ノンキナトウサン」のスピンオフ漫画の映画化「只野凡児」シリーズ第二作。朝日…

『只野凡児 人生勉強』(1934年1月5日・P.C.L.映画製作所・木村荘十二)

 「ノンキナトウサン」で知られる麻生豊の漫画「只野凡児 人生勉強」は、1933(昭和8)年か…

『いたづら小僧』(1935年10月1日・P.C.L.・山本嘉次郎)

  ユーモア作家の佐々木邦の原作を山本嘉次郎監督が脚色、演出した、自由すぎる1935(昭和10…

『化粧雪』(1940年2月14日・東宝東京・石田民三)

 『化粧雪』(1940年2月14日・東宝東京・石田民三)は、成瀬巳喜男がオリジナル作品として準…

『人生初年兵』(1935年12月11日・P.C.L.・矢倉茂雄)

 東宝サラリーマン映画は、戦後、小林桂樹主演『坊ちゃん社員』(1954年・山本嘉次郎)や「サ…

『女軍突撃隊』(1936年1月22日・P.C.L.・木村荘十二)

 戦前モダン喜劇数あれど、その最高作の一つが、中野実原作による戦前ウーマンパワー・コメディ『女軍突撃隊』(1936年1月22日・P.C.L.・木村荘十二)である。PCLのトップ女優・堤眞佐子が「秘密探偵社」に志願して女性探偵となり「女性の権利をあらゆる障害、問題から守るため」身を挺して調査をする「女性探偵もの」。相棒には女学校時代の親友・神田千鶴子が扮して、さまざまな事件に取り組む。いわば「プレイガール」や「009ノ一」のルーツともいうべき革新作。で1960年代のお色気路線で

『東京ラプソディ』(1936年・P.C.L.・伏水修)

 戦前の音楽映画の最高作『東京ラプソディ』(1936年・P.C.L.・伏水修)をスクリーン投影。門…

『青空二人組』(1938年10月20日・東宝映画東京撮影所・岡田敬)

11月7日(月)の娯楽映画研究所シアターは、藤原釜足と柳谷寛コンビの明朗喜劇『青空二人組』…

『旅役者』(1940年12月8日・東宝・成瀬巳喜男)

成瀬巳喜男監督研究。久しぶりに『旅役者』(1940年12月8日・東宝)をスクリーン投影。「芸道…

『サーカス五人組』(1935年10月1日・P.C.L.・成瀬巳喜男)

成瀬巳喜男監督研究。1935(昭和10)年3月、P.C.L.に移籍して『乙女ごころ三人姉妹』(3月1日…

『秀子の車掌さん』(1941年9月17日・南旺映画・成瀬巳喜男)

7月21日(木)の娯楽映画研究所シアターは、連夜の成瀬巳喜男特集。今回は太平洋戦争直前、ま…

『音楽喜劇 ほろよひ人生』(1933年8 月10日・P.C.L.写真化学研究所・配給=東…

 東宝映画の前身となる株式会社寫眞科学研究所(Photo Chemical Laboratory Co. Ltd.、略称P.…

『東遊記』(1940年2月7日・東宝映画=満州映画協会・大谷俊夫)

 皇紀二千六百年に沸き立つ昭和15(1940)年、満州映画協会と東宝映画が提携第一回作品として、日満友好をアピールするために作られた『東遊記』(1940年2月7日・東宝映画=満州映画協会・大谷俊夫)は、色々と興味深い作品。ヒロインは、本作の後に撮影された『白蘭の歌』(1930年11月30日・渡辺邦男)で日本でも大人気となった満映のトップスター・李香蘭(こと山口淑子)。  この項、執筆にあたり、こちらの「居ながらシネマ」さんのサイトも参考にさせて頂いた。こうした在野の映画研究