黄昏人toshi

カメラと写真と車が好きです。いつも表現者でいられたら良いなぁと思い、あれこれをポツポツ…

黄昏人toshi

カメラと写真と車が好きです。いつも表現者でいられたら良いなぁと思い、あれこれをポツポツと書いてみようかな・・・と。

最近の記事

写真と日常 #31【冬がくる前に】

(冬がくる前に)  なかなか写真を撮れないまま、気がつくと秋が進み朝晩がめっきり寒くなりました。黄昏人の季節真っ盛りであります。  冬がくる前に、秋っぽいかもと思われる最近の散歩写真と過去写真を何枚か掲載してみます。    冬がひたひたと近づいています。  

    • 写真と日常 #30【チプカメ推し】

      (チプカメ推し)  お財布にやさしいカメラは、お散歩写真にもやさしいので好物です。 チプカシもあるのですからチプカメもあって良いのではと思い、安価なエントリー機種のデジカメを勝手に命名し密かに推しています(笑)  何と言っても気軽に持ち歩けて気軽に撮れるのは、へぼ写真愛好家にとってはハードルが低くて精神衛生上もやさしいと思っています。 高価なカメラで自分に負荷をかけて腕を磨くのも有りだと思いますが、何せそれが続くと疲れてきて楽しめないわけです。  季節の移ろいを写真にし

      • 写真と日常 #29【変に使い易いカメラ】

        (変に使い易いカメラ)  #17にて【消えたカメラ 】と言う記事を書いたのですが、探すのをやめたにも拘らずやはり依然として見つかりそうもなく、陽水を見習うも無駄と諦めました。  先日のこと、たまに行くリサイクルショップに立ち寄ったら、その消えたカメラと同じブラックの pentax rz10 がちょこんと鎮座していました。 もちろん喜んで即買いしたのですが、この個体がグリップと裏側の液晶パネル周りに経年劣化によるベタつきがあったのです。  帰宅してから、除菌ウエットティッ

        • 写真と日常 #28【夕焼け空】

          (夕焼け空)  唐突ですが、昇る朝日派ですか? それとも沈む夕日派ですか? という話になったとしたら、皆さんはどちら派でしょうか? 私は断然→夕日派です。理由は何と言っても「黄昏人」だからです(笑)  秋の夕日は、つるべ落としとか言いますが、あっという間に沈んでしまいシャッターチャンスを逃してしまうことも良くあります。  しかし近年は秋それ自体がつるべ落としのように短くなったなぁ、と感じるのは私だけでしょうか?  何年かに一度か二度、嘘だろと言うくらいに西の空が燃えてい

        写真と日常 #31【冬がくる前に】

          写真と日常 #27【モノクローム気分】

          (モノクローム気分)  ここしばらくは腰痛が酷く、パソコンに向かうのも躊躇する有様でした。 当然フォト散歩など出来るわけもなく横になってひたすら回復を待つ日々。 人体の中心は腰なのでここがダメになると二足歩行の人間は本当に弱いと思い知らされました。  まだまだ油断できませんが、ようやく椅子に座れるようになってきたので停滞していた記事でも更新してみようかと。  気分はややモノクロームなのでモノクロ写真でも上げてみます。 (黄昏人)

          写真と日常 #27【モノクローム気分】

          写真と日常 #26 【写欲減退】

          (写欲減退)  昨年、一大決心をして三十年ぶりに引越しをしたのですが、めっきり散歩写真を撮ることが減りました。 というのも引っ越した先が新興住宅街でして、今までの住み慣れた地域の雰囲気とは一変し住宅は真新しく、道路は整備されて遊歩道はいつも小綺麗に保たれている。    人の手がこれでもかと入っている街並みは、嫌な臭いなど無く吹く風さへ心地よく感じられる。住宅街の十字路などでも車の譲り合い精神はこちらが恐縮してしまうほどで日常のマナーは素晴らしい。  問題は、全てが整い過ぎ

          写真と日常 #26 【写欲減退】

          写真と日常 #25 【チビ助】

          (チビ助)  以前 #6 でご紹介しました Lちゃん について続きを少し書いておきたいと思います。   豆粒のようなレンズのちっこいヤツなのに、以外にも大きいヤツを投げ飛ばせるぜ、みたいな小粋で侮れないチビ助。こういうカメラに私はめっぽう弱いです。  カメラ・写真とは関係ありませんが、パリ オリンピックの柔道では、角田 夏実 選手が階級が上の選手をぶん投げたり、牛若丸が大男の弁慶を翻弄したり、小型軽量車が大排気量車をぶち抜いたりとか(頭文字Ⅾ⁉)、痛快じゃないですか。

          写真と日常 #25 【チビ助】

          写真と日常 #24 【父が最後に手に握ったカメラ】

          (父が最後に手に握ったカメラ)  カメラ好き・写真好きのルーツは、父親か祖父に辿り着くという方が多いのではないでしょうか。戦後の高度経済成長期に、昭和の三種の神器を手に入れた世のお父さんたちは、マイカーブームと並行してカメラを手に入れた方々が多かったのではないかと思います。  私はまだその頃は鼻たれ小僧だったのですが、カメラを手にしている人・写真を撮っている人といえば、決まって大人の男性だったように思います。 誤解を恐れまくりながら言うと、マイカーもカメラも女性には操作が

          写真と日常 #24 【父が最後に手に握ったカメラ】

          写真と日常 #23 【ショッキング・レッド】

          (ショッキング・レッド)  写真を撮り始めてから数年経った頃のこと、急速に写真を撮ることがつまらなくなってしまったことがあります。原因は何か、実はハッキリと認識していました。  それまではむしろ好んで観ていた、デジタル画像のキラキラした綺麗な写真が急につまらなく見えて仕方がなかったのです。当然ながら全く写欲もわきませんでした。これは写真を趣味にしている人にありがちなことだったかもしれません。(今思えばLeicaのような渋い色調の写真を主に観ていたのであれば違ったかもしれま

          写真と日常 #23 【ショッキング・レッド】

          写真と日常 #22【トンボとコスモス】

          (トンボとコスモス)  トンボとコスモスは何処か似ているところがあると思います。 よく見かけるトンボに秋茜という種類があります。コスモスは漢字にすると秋桜なので、どちらも秋の文字が特徴的です。  なのに、夏の暑い盛りの時期になるとこの両者を同時に目にします。 トンボはフワリと風に乗り、コスモスはユラリと風に揺られています。 (あれ⁉ 居たの?)みたいな感じで夏の暑さに気をとられていると、いつの間にか現れてそこに居る感じが似ていると思います。  そしてもうひとつ似ているのが

          写真と日常 #22【トンボとコスモス】

          写真と日常 #21【家族の人生を変えたカメラ】

          (家族の人生を変えたカメラ)  タイトルが大袈裟過ぎるかもしれないとも考えましたが、私にとっては全くその通りなのでこのタイトルにしてみました。  以前(#18 写真を撮り続ける理由)で、壊れたコンデジから別のコンデジに買い替えた過去の事を書きましたが、その買い替えた別のコンデジというのが、のちに私のみならず家族の人生まで大きく変えてしまうことになったのです。  そのカメラの名称は (panasonic lumix dmc lx5) という当時の高級コンデジに分類される2

          写真と日常 #21【家族の人生を変えたカメラ】

          写真と日常 #20【スナップ注意警報】

          (スナップ注意警報)  あまり書きたくない事を、あえて書かなければならない時もあります。 四年ほど前のことになりますが、季節と時刻を失念するほど思い出したくもない記憶を、スナップ写真を主に撮られている誰かの役に少しでもなれば良いなと思い紹介します。    小さいコンデジ片手にいつもの散歩道で草花を撮っていると、公園に隣接する草野球場で親子がソフトボール遊びをしていました。 三十代半ばくらいのお父さんが大きめのゴムボールを投げて、それを小学二三年生くらいの女の子がヘルメットを

          写真と日常 #20【スナップ注意警報】

          写真と日常 #19 【noteの街の住民】

          (noteの街の住民)  noteを初めてまだ三ヶ月に満たないのですが、実は書き始めた頃はかなりのアウェイ感を持っていました。と言うのも他のnote先輩方の記事を拝見させていただく限り、noteの街の住民は平均年齢が若く、何だか若者の街に年寄りが勘違いして迷い込んでしまった気がしたのです。  厚顔を更に厚塗りしてここまで書き進めて参りましたが、ある時ある事に気が付いた瞬間、今までのアウェイ感は杞憂に終わりました。  なんと、敬愛する写真界のビッグネーム『セイケトミオ 氏』

          写真と日常 #19 【noteの街の住民】

          写真と日常 #18 【写真を撮り続ける理由】

          (写真を撮り続ける理由)  息子は18歳で上京して映像制作関係の専門学校に入学しました。 数年端折って、私はその学校の卒業式に出席したのですが、その際に学校の正門のところで、息子から友人と一緒の記念写真を撮ってほしいと、赤い小さなカメラを手渡されました。  私は、「撮るよ~!」とか言いながらカメラを構えましたが、突然息子が「オヤジィ~! 違うよ!」と苦笑しながらこちらに駆け寄って来たのです。 「こうやって撮るんだよ、分かった⁉」 恥ずかしながら簡単なレクチャーを受けるはめ

          写真と日常 #18 【写真を撮り続ける理由】

          写真と日常 #17 【消えたカメラ】

          (消えたカメラ)    カメラを落下させてしまったりとかは、重力がある以上は有り得ることですが、私も一度だけ小さなコンデジを落下破損させたことがあります。 そんな時って本当にショックですよね、顔面に斜線です。  飲み会にカメラを持参して、酔っぱらってカメラを紛失したなんてことは人によってはあるかもしれませんが、さすがに素面でカメラを紛失することはそんなに無いでしょう。でも、私はやってしまいました。  能登や山形の方たちの事を鑑みれば、とても言えた義理ではないですが、昨年の夏の

          写真と日常 #17 【消えたカメラ】

          写真と日常 #16 【写真酔い】

          (写真酔い)  9年ほど前に上京した際、新宿の高野ビル4Fにあったコニカミノルタプラザにて『ジョージ・スタインメッツ の NEW YORK AIR』という大規模な写真展を鑑賞したことがあります。  大都会ニューヨークの街を空撮した写真がメインとなっていましたが、その圧倒的な迫力に只々唖然としたことを覚えております。  大きな写真は畳一枚を上回っていたように記憶しています。そのサイズの写真が数えるのも大変なほどズラリと展示されていました。  その時は妻と二人で鑑賞したのですが

          写真と日常 #16 【写真酔い】