外国語学習に関する残酷な真実
外国語学習における重要な要素、それは学習者自身の見た目です。
主に日本国内で海外から来た人と接してきて、気付いてしまったことがあります。私自身が主観的にそう思っただけなので、全てにおいて当てはまるとも限りませんが、あながち間違ってはいないと思います。
それは、外国語を習得したければ真っ先に見た目を整えた方がいいということです。
外国語学習に限らず、この世のおよそ全ての学習は、大きく分けてインプットとアウトプットの2つのステップの繰り返しで説明できるかと思います。
外国語学習に当てはめると、インプットは文法の理解や単語・会話表現の暗記、アウトプットは実際に文章を書いてみたり、話してみたりすることと言えるでしょう。
これが試験勉強なら、自習(インプット)と模擬試験(アウトプット)で何とかなるはず。どちらも殆ど自分一人で完結するので、一人でも基本何とかなります。しかし、外国語学習はそう簡単には行きません。
人によって最終的な目標地点は異なるかと思いますが、学習している言語で不自由なくコミュニケーションが取れるようになることを目標とするならば、インプットとアウトプットはどちらも一人で完結するものではありません。
例えば、インプットは単語帳を眺めるくらいならある程度自分でできますが、実際に外に出て現実世界で使われている語彙や日常的に現地の人が使う言い回しを自分で確かめないと、現地で通用する外国語は身につきません。
アウトプットは言わずもがなです。部屋の中でひたすらSiriに話しかけてもあまり効果はないでしょう。
以上のように、インプットにおいてもアウトプットにおいても、実際に外に出て普段から使用されている言葉に触れ、吸収していくことが一番大切と考えます。そして、その外に出る機会と学習者自身の見た目にかなりの相関関係があるのが事実です。
見た目がある程度整っていないと、そもそも自分一人でも外に出ていこうとは思わないでしょう。せっかく憧れの国に来たのに、だらしない見た目では外出する気にもならないはずです。家でNetflixばかり見ているなら、それは実家の自分の部屋にいるのと何ら変わりがありません。
そして、見た目が整っていないと現地の友人から声もかかりません。残酷な世界ですが、どの国籍の人でも見た目が整っている人はすぐに現地の人から声がかかります。インスタのストーリーに現地の友達と遊んでる投稿がどんどん増えていきます。そして、そういった人から外国語が上達していきます。単純ですね、質の良いインプットとアウトプットの機会が人より多いからです。
ですので、外国語を本格的に学習したいと思うのなら、ひたすら単語を暗記したり留学先についてあれこれ考えるより、先ず見た目を整えた方がいいです。そして、実際に現地に赴いた際に違和感なく現地のコミュニティに溶け込めれば、きっとすぐに外国語が上達するはずです。
という訳で、ニュージーランドに行くまでに絶対にダイエットを成功させようと、また要らぬ決意を新たにしてしまいました。英語ペラペラになりたいな。