toshi

NZ在住 不定期です @k_t_64

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最近の記事

海外移住を念頭に人生を振り返る

生まれてこの方初めての海外生活を経て「あの時こうしてたらなあ」と思うことも幾らかあったので、せっかくなので共有したいと思う。 結論から言うと、法学部でBachelor of Lawsを取得するのではなく、経済学部か商学部でビジネス関連の学位を取得し、GPAは楽単ばかりとって上げれるだけ上げておき、日本の前職時代に一生懸命限界まで働いて、英語のリスニングに関する勉強を死ぬほどしておいた方が良かったと思った。 キャリアに直結する学部へ進むべきだった これは日本にいるときは一

    • 母国語があることの素晴らしさ

      日本人として、日本語という名の日本の風土と歴史の中で育まれてきた母国語を話し、日本語で教育を受け、就業の機会を得ること。そして、日本語で娯楽を享受できること。これらがどれだけ素晴らしいことかということを、ここ最近痛感する。 ニュージーランドに来てから早くも半年が経とうとしている。半年もすると考えることも多々あるが、言語に関することは絶えず考えを巡らせてきたように思う。 ニュージーランドは言わずもがな、英語が公用語の国である。マオリ語も同様に公用語として認められてはいるが、

      • 薫習という考え

         仏教用語でいう薫習とは、直接的には日々の移ろいの中で衣類に染み付いた香木の香りのことを指し、翻って日々の習慣によって染まった妄信や、日々に修行によって身に染み付いた有難い仏法の教えを指す。  素人である私には善悪どちらの意味にも解釈が可能であり、それ自体が仏教的にいい意味で使われているかは定かではない。とは言え、私はこの薫習という考えが好きで、よく一人で思惟に耽る際に引き合いに出す。この世の多くの物事は薫習のようなもので成り立っていると思うし、それは時に積極的に進めていか

        • NZから世界情勢を俯瞰する

           この世でニュージーランドほど世界の喧騒からかけ離れた場所もないだろう。世界各地で起こる紛争や政治的緊張がまるで他人事に思えてしまうくらい、ニュージーランドは世界から隔絶している。  どういう訳か、そんな南半球の絶海の孤島にやってきてしまったが、私はこれでも一応政治学科卒業、世界情勢に関するニュースはどうしても気になってしまうため、割と頻繁にチェックはしている。  という訳で、平和溢れるニュージーランドから世界情勢を見つめて思ったことを、取り留めもなく記しておこうと思った

          NZ生活のリアル

           ニュージーランドに引っ越してきて、早くも2ヶ月が経とうとしている。生活も落ち着いてきたし、いい意味で異国の「日常」をゆったりと過ごせているのは、幸せなことだと感じる。  海外に旅行へ行ったり実際に生活したりすると、人はどうしてもキラキラした側面ばかりを切り取って見せびらかしてしまう。自分もそのうちの一人で、基本的に充実している様子しかSNSで投稿はしていないように思う。SNSによって剥き出しとなった人間の性は、所詮そんなものである。  という訳で、せっかくだから2ヶ月住

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          英語を勉強する前に勉強するべきこと

          *社会人1年目の時にひそひそと運営していたブログの記事です。サーバーの解約に伴い、もったいないので文章をnoteに移動しました。若干の加筆修正はありますが、当時のノリの文章をそのまま載せています。(2021/6) こんにちは!最近ますます英語の大切さを実感している筆者です。 冷静に考えて、世界中どこに行っても必要とされるし、日本国内で職を探す際にすら必要になるし、英語って本当に大切だなあと最近よく思います。 英語が話せるって結構環境的な要因も大きくて、親が海外勤務だった

          英語を勉強する前に勉強するべきこと

          純ジャパが独学でTOEIC970点を取った英語勉強法

          *社会人1年目の時にひそひそと運営していたブログの記事です。サーバーの解約に伴い、もったいないので文章をnoteに移動しました。若干の加筆修正はありますが、当時のノリの文章をそのまま載せています。(2021/6) ちなみに、この記事が一番多く読まれました。故に割と有料級情報? 今日は英語学習に関してです。筆者は大学生になるまで海外に行ったことすらなく、英会話教室等に通ったこともありませんが、科目としての英語は昔から得意な方ではありました。大学2年の時には独学でしたが、初受験

          純ジャパが独学でTOEIC970点を取った英語勉強法

          ワイヤレスイヤホンに物申す

          *社会人1年目の時にひそひそと運営していたブログの記事です。サーバーの解約に伴い、もったいないので文章をnoteに移動しました。若干の加筆修正はありますが、当時のノリの文章をそのまま載せています。(2021/5/28) え!お前もワイヤレスイヤホン?? 最近、街を歩いているとやたらとワイヤレスイヤホンを装着している人が多いことに気がつきます。 友達と待ち合わせをしていてもワイヤレスイヤホンを装着したままでやってくるし、通勤時の車内でもワイヤレスイヤホンを装着して自分の世

          ワイヤレスイヤホンに物申す

          海外50カ国一人旅を通じての気付き

          *社会人1年目の時にひそひそと運営していたブログの記事です。サーバーの解約に伴い、もったいないので文章をnoteに移動しました。若干の加筆修正はありますが、当時のノリの文章をそのまま載せています。(2021/6) 今回はいよいよ海外一人旅に関する記事です。 私の人生の中における海外一人旅が占める割合ってかなり大きかったりします。筆者は日本生まれ日本育ちで海外旅行にも大学生になるまで行ったことがありませんでしたが、在学中に海外一人旅にはまり、そこから50カ国以上を一人で訪れ

          海外50カ国一人旅を通じての気付き

          新宿グルメ総まとめVol.2【新宿三丁目】

          せっかくなので、この2年間で食べ尽くした新宿グルメを一挙大公開する。この2年間、ほとんど自炊をしなかったため、相当な数の飲食店を訪れた。有名店から近所の定食屋まで、実に多種多様なメシで腹を満たしてきた。 今回は新宿の中で最も万人にお勧めできる飲み屋街、新宿三丁目周辺のランチおすすめ店をいくつか紹介していきたいと思う。 やみつきビストロ 穴場中の大穴場 ゴールデン街で飲んでいた時にたまたま知り合った方のお店。正直何かのご縁だし行ってみるか…というノリでしかなかったが、マ

          新宿グルメ総まとめVol.2【新宿三丁目】

          新宿グルメ総まとめVol.1【新宿御苑】

          せっかくなので、この2年間で食べ尽くした新宿グルメを一挙大公開する。この2年間、ほとんど自炊をしなかったため、相当な数の飲食店を訪れた。有名店から近所の定食屋まで、実に多種多様なメシで腹を満たしてきた。 特に、生まれながらのけちん坊なので、ひたすらランチに行きまくった。ランチはコスパがとにかくよすぎる。新宿でランチに行くことを生きがいに、在宅のランチを中心に日々新規開拓を続けていた。今回は新宿の中でも最もお勧めの美食激戦区、新宿御苑周辺のお店をいくつか紹介していきたいと思う

          新宿グルメ総まとめVol.1【新宿御苑】

          USCPAを振り返る

          就活しくった人の敗者復活戦。 せっかくなので、記憶が薄れる前にUSCPA取得までの道のりをまとめておこうと思った。試験制度自体が2024年を境に変わったところもあり、全てが全て参考にはならないと思うけど。 USCPAとは(ざっくり) 米国の公認会計士資格であり、英語力と一定水準の会計知識を証明できる資格である。詳しくは色々なサイトに載っているのでそちらを見ていただくとして、まあざっくり言うなら、僕のような海外志向の強い人にとって転職に有利となる資格の一つである。 英語

          USCPAを振り返る

          中華圏を旅して

          Chineseって一体何なのかと考えさせられた。 2月末で仕事を辞め、3月はひたすら中華圏を中心に旅をした。ニュージーランドに行ったら恋しくなるのは日本食ではなく間違いなく中華なので、たらふくお腹に詰め込んだ。 初めに訪れた上海は、紛れもない中華人民共和国。高速鉄道で杭州に移動し、そこから香港へ飛んだ。香港は一国二制度の土地であり、いわゆるグレーゾーン。今回の中国ビザ免除の条件は「第三国への航空券がある」ことだったため、その条件に照らし合わせると香港は中国から見て「第三国

          中華圏を旅して

          憧れのシンガポール

          実際来てみるとそんなことはなく、2日目はひたすら暇を持て余していた。 マレーシアのペナンに数泊してから直接シンガポールに来ると、正直言ってシンガポールは小綺麗で物価がバカみたいに高いペナンでしかないと思った。ペナンとクオリティが変わらない(むしろ旅人目線では変に綺麗すぎて面白くもない)のに、物価は体感3〜5倍くらいである。 私は昔から海外で働くことが一応の夢で、中でもシンガポールで働いてみたいと常々思っていた。理由はいくつかあるが、英語と中国語を同時に使える環境であるとい

          憧れのシンガポール

          外国語学習に関する残酷な真実

          外国語学習における重要な要素、それは学習者自身の見た目です。 主に日本国内で海外から来た人と接してきて、気付いてしまったことがあります。私自身が主観的にそう思っただけなので、全てにおいて当てはまるとも限りませんが、あながち間違ってはいないと思います。 それは、外国語を習得したければ真っ先に見た目を整えた方がいいということです。 外国語学習に限らず、この世のおよそ全ての学習は、大きく分けてインプットとアウトプットの2つのステップの繰り返しで説明できるかと思います。 外国

          外国語学習に関する残酷な真実

          よく聞かれる質問に答える

          会う人会う人に学生時代にバックパッカーをしていたと言うと、必ず「今まで訪れた国の中で一番良かった国はどこですか?」と聞かれる。いい国というのも定義は様々で一概には言えないと思いつつ、何かしらの国名を答えるようにはしている。 余談だが、私は学生時代から「〇〇まじでめっちゃいい奴」とやたら言う人のことをあまり好きになれなかった。「いい奴」という表現はあまりにも主観的であり、傲慢であり、具体性に欠けており、当事者にとって都合の「いい奴」でしかないのではないかと、捻くれた事ばかり考

          よく聞かれる質問に答える