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コンサル事業会社にいく〜活かされたスキル〜
1ヶ月が経過して何した?
簡単に1ヶ月の過ごしざまを紹介する。ぶっちゃけそんなに仕事らしい仕事はしていないのが実態だ。
①入社研修・・・現職のビジネスの構造を理解する過去のTeamsMtg形式の研修を受講。東進予備校形式
②キャッチアップ・・・現在進行中のPJの過去資料やMtg動画を視聴
③ベンダー資料のレビュー・・・ベンダー(サブコン)の資料をレビュー
④業務・・・庶務的なところや、方針検討など
といった感じだ。
活かされたスキル
・ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングといった思考方法
・ゴールから逆算する作業設計
正直この2つが素養として身につければあとは知識で補完すれば仕事ってだいたいなんとかなると改めて感じた。
<ロジカルシンキング/クリティカル・シンキング>
世の中で語り尽くされた内容だが、物事を結論と根拠に分けてその因果関係を正しく整理する思考プロセスだ。簡単な例として”痩せる”を題材に説明してみよう。
一口に痩せると言っても手段は様々だ、運動、食事コントロール、はたまた医療の手段というのもあるだろう。このように痩せるに対して枠(=骨子)を考えてからより具体的に落とし込んでいく思考プロセスがロジカルシンキングやクリティカル・シンキングのざっくりとして考え方になる。
仕事においては、タスクを完了するための骨子をまずは上司とすり合わせて、具体を肉付けしていくように進めることを鉄則としている。
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<作業設計>
根本にあるのは締切から逆算していくこと。ただそれだけである。
ここで、月曜日に金曜日締め切りでとあるデータ分析依頼を受けた場合を例をあげて説明してみよう。
①タスクの全体感を想像する。
・データ全量の中から必要なものを絞り込む
・ダッシュボードなど目的に応じた加工を行う
この2つの仕様(=目的を達成するのに必要なもの)を仮説ベースで用意し、上司とすり合わせが必要になる。このときに使うのが前述のロジカルシンキングやクリティカル・シンキングになる。
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②スケジュールに落とし込む
スケジュールを組むときに念頭におくべきことは2つある。
1つ目は、1回で絶対に完成しないということだ。
つまり金曜日に完成とするならば水曜日くらいにはたたき台を見せる。
フィードバックをもらって修正して完成版に持ち込むというステップを踏むこと。
基本的にQuick&Dirtyに作って早く見せることが大事ではあるが、さすがに20点くらいのものを持ち込むのは上司の負担が大きいので
相談できる人と2回程度壁打ちをしてブラッシュアップして70点くらいにしてから1stレビューに臨みたい。
2つ目は、先に上司と会議設定を済ませることだ。
いつでも捕まえることができる上司なんか見たことがない。できあがってからお時間くださいではスケジュールが埋まっていてろくに会話ができない。予め会議を抑えることで、自身も納期を意識して動くことができるWinWinなのだ。
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最後に
ロジカルシンキングやクリティカル・シンキングはたくさんの本やメディアで取り上げられている。是非InputしていただきOutputしまくることで身につけてほしい。以前読書感想文でも書いたがInput:Output=3:7 くらいのバランスで時間をかけるといいそうだ。
作業設計に関しては、メンバもちろん、マネージャー層の方も意識してほしい。
指示を出すときに、「金曜日までによろしく」というと「金曜日に初めて見せる」社員も少なくない。
ざっくりでもいいので「骨子の確認、Draftレビュー、最終レビューというステップを踏んで仕事をする」ことをメンバーに覚えさせてほしい。
きっと仕事が楽になるはずだ。
私は出来の悪いベンダーをこうして躾教育している。
できたら少し大げさに褒めてあげると継続してそのように動いてくれるようになった。
注意してほしいのは、最初にバシっと作業設計や議事メモをスピーディに出したり、資料の壁打ちの相手をしてやることで「こいつできるな!!」とブチかましておくことが大事だ。
マガジンにまとめられているバックナンバーもぜひ読んでいただけると幸いです。普遍的に使えるものを書いたつもりなのでコンサル以外の職種の方でも一読の価値はあると自負している。
続編のコンサル、事業会社に行くもよろしくおねがいします!!
以上