恋とSDGs⑦_ 40代おじさんの愛が高まっている
恋とSDGs
すっかりSDGsが浸透した昨今。様々な企業が、また個人でもSDGsに取り組むようになりました。反面、SDGsウォッシュという言葉も生まれ、その取り組みや考え方に多様性も出てきました。持続可能な社会のために、その本質は何なのか。視点を変えれば見えてくるかもしれません。
恋とDDGs
~For Modern Love~
2030年国連が掲げた17の目標を達成するための近道は“恋”?
さあ恋をしよう。恋から始まるSDGs。
持続可能な社会の実現を目指すことと、
常に新鮮な気持ちを持続させたい恋は似ている。
現代の社会が抱える課題と、現代の恋は切り離せない。
恋もSDGsもひと手間を楽しむことからはじめたい。
恋から始まるSDGs
Episode_9 40代おじさんの愛が高まっている
博報堂生活総合研究所の長期時系列調査「生活定点」2022年最新版によると、40代おじさんの「愛」が高まっているという。
例えば家族への愛。
コロナ禍で、家族と過ごす時間が増えて、改めて家族の温もりを感じたおじさんが増えたようだ。家族のために用意した誕生日プレゼントが、妻や子供達に本当に喜んでもらえていることを心から願う。
価値観の多様化の波はおじさんにもやってきている。上手くその波に乗れているおじさんがたくさんいることが嬉しい。ただし、人前でキスをする恥じらいは、持って欲しいと思う。
愛のあるおじさんが増えれば、日本は変わると信じたい。
これは、今から25年前の1997年、大好きだったコピーライターの岩崎俊一さんが書いた資生堂のコピーだ。時代が変われば感じ方も少し変わるが、やっぱり好きなコピーだ。
おじさんになると、体力も落ちてくるし、髪の毛に張りはなくってくるし、脂っこい食べ物も少し減らしたいと思うようになるが、愛だけは失わないようにしたい。むしろ、色々なことを受け入れられる深さが増すだろう。
家族への愛、未来への愛。次の世代に繋げるために。
reference
日経クロストレンド「30年のデータで解析!生活者の変化潮流」