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サービス担当者会議と福祉用具専門相談員~葛藤~

皆さん、お疲れ様です。

ちょっと、珈琲ブレイク。


この介護業界にいると、必ず開催されることと言えば、「サービス担当者会議」ですよね。

サー担、担会とか、人によって呼び名は違いますよね。

私は、サー担若しくは、担当者会議かな。


これまで、何百回と参加をしてきましたが、福祉用具専門相談員としての共通で思うことと言えば、

①意見を求められるのは、基本的には一番最後だ。

②最後だけど、レンタルが杖一本だけとかならば、直ぐ発言が終わる。

ですよねー。



これは、私の体験ではないのですが、あまりにも、

「福祉用具専門相談員を何と思ってるねーん!」


ってお話を昔聞いたことを思い出したので、少し書きます。

一時間程度の担当者会議で、福祉用具専門相談員として参加していたその人は、やはり、序盤には他の職種の話から始まったそうだ。

ま、これは慣れている。

30分経ち、

45分経ち、

60分経ち、

ケアマネジャーが、ようやく福祉用具専門相談員のその人に話しかけた。


「ようやく、福祉用具の話が出来るぞ!」



……。


「福祉用具の〇〇さんは、唐揚げの揚げ具合って、どんな色になってるのが好きー?」


その福祉用具専門相談員も、意表を突くその質問に、

「あっ、あ…キツネ色…ですかね?!」



と、ありきたりな回答を言ってしまった。

ケアマネジャーは、

「やっぱりそうよねー!」


と、言っていたそうだ。


福祉用具専門相談員は、その、不本意な、ありきたりな回答を最後に、福祉用具専門相談員としての発言をすることなく、その担当者会議は終わったそうだ。



ケアマネジャーの力量というのは、何をいうのだろうか。


考えさせられる話だった。


多分、この話は一生忘れないだろう。


by inochi


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【inochi プロフィール】
これまでの、福祉用具、住宅改修の実績は3000件を超える。
【資格】
二級建築士/福祉用具専門相談員/福祉住環境コーディネーター二級/ホームヘルパー二級/神戸市キャラバンメイト/既存住宅状況調査技術者

〇執筆実績
■日総研出版
「訪問介護サービス」、「達人ケアマネ」にて、福祉用具・住宅改修の「福祉用具のQ&A」を2年半執筆連載。
■日本医療企画
「介護ビジョン」にて、現在執筆連載中

〇講師実績
福祉用具専門相談員指定講習会主任講師
介護職員初任者研修
認知症サポーター養成講座(地域住民・NPO・企業・介護施設など)
〇施設向け研修
「明日から使える!福祉用具の使い方」
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「どこにも載っていない、手すりの取り付け方と考え方!」
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inochi(フクシカイゴ× 福祉用具×Reform)▶︎▷▶︎note福祉用具部隊長
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