二度寝を二度かまして、ようやく書けそう。カタールワールドカップ2022で見えたもの。
しかし、あの熱に当てられたような本田圭佑解説はところどころ
病みますな。流石に支離滅裂の中の可能性で常に「2−0がいつ
2−2になってもおかしくない」を提示していて、またその通りに
なってしまうあたりもクセにはなるわけですが。
(今回の大会の特徴の一つ、ですね。実質5−6人(決勝トーナ
メントの延長戦のみ6人目の交代が認められる)交代制になって
初めてのワールドカップで、選手の入れ替えと可能性が広がる
分、短時間で逆転ないしは同点まで持っていける可能性を広げて
いたのもまた今回の大会の特徴の一つ)
そんなわけで総括とまでは行かないですけど結局この2日で
二度寝を2回かました私がカタールワールドカップ2022で見えた
ものについてつらつらと語ります。
まずは切り出したSCRAPから2つほど。
セネガルのCBクリバリー主将が腕章に「19」をつけて
エクアドル戦に勝利し、先達に捧ぐ勝利としてコメントされた
のがこれ。
件のクリバリー主将が腕章に「19」をつけてゴールを決めた
シーンも含まれているのはこの記事ですが。
写真的にはこれがその証文、というあたりですが、問題が
あるなら消します(でもジェフっぽいけどジェフでは出せない
ユニフォームのカッコよさだな、と)。
パパ・ブパ・ディオプは昔からよくやってたサカつくEU
でも早めに取れる選手だったのでよく(アフリカ選手シバリ
しなければ)使ってたな、と。
そうした積み重ねがそれぞれありうるのもまたワールド
カップが積み重ねて来た重みであり、歴史だなと。
もう一つは新聞記事になるまで該当の写真を観られて
いなかった一件。佐久間宣行のANN0から入ってくる方が
早くて、ってのはいかがなものか、でもあるんだけどさ。
現地観戦してたのは28歳の坂本一平さんで、休暇をくれた
勤め先で何より広報になると容認したのはNTT東日本だった、
が読めていれば情報としては問題ないあたりか。
ってことでひとまずは決勝戦の随所ポイント。まあ根本的
にはメッシ2ゴール、エムバベ(ムバッペよりはこっちの方が
呼び名的にしっくり来る)ハットトリックを騒がれますけど、
この試合のベストゴールは見事な崩しのアルゼンチン二点目
ディ・マリアのゴール。
https://m.youtube.com/watch?v=P62z1C-w_AQ
スルーパスをバッチリ決め込んだスムースに流れる形の
パス回しで最後はディ・マリアに流し込んで決めてくれの形。
ふつくしい。
あとは前半7分、後半八分とこの試合も長かったロスタイム
と、その度に叫ぶ本田圭佑ではありましたが、それはかつて
このCMにも出演してた有名な審判が今大会の審判委員長に
なったから。
今回ワールドカップ出場を2大会連続で逃したイタリアから
ピエロルイジ・コッリーナさんが審判委員長になり、なるべく
アクチュアリータイム(実働で選手が動いてゲームに参加
できている時間)を厳密に計測して、そうでなかった時間を
AT(ロスタイムではなく。加算時間)として計上しよう、
の方針があったからで、これからもこの趨勢は強くなるでしょう、
と言われていると(だから多目的テレビのていでプログラム
コンテンツと分けられていない編成を配慮なしに組む脳の
ないテレビ局が信用を喪うことは決定的で、そのフォロー
が出来ない無神経なテレビ局がこれから淘汰される対象に
なるのでしょう)。
まあパパ・ブパ・ディオプに続き、アルゼンチン優勝の
際にはアイマールコーチの話があったことといい(因みに
サカつくEUだとアイマールは冷遇され過ぎてて、一年目の
最初のターンで自由契約にされているケースが多くなかなか
転生して来ないレアキャラだったんですが)、オランダの監督
(ファン・ハール)の側でドレッドにサングラスの男(つまりは
ダービッツ)がいた事といい、そういう時代の変遷が顕著に
見えたワールドカップでもあったなと。
ようやく書けそう。カタールワールドカップ2022で見えたもの、
でした。