やっとかな打ちが芥川賞を獲る時代になったのかと。~受賞者のコラムで気を引いたのは~
といふことで、普段私もパソコンで文字を打つときは
かな打ちです(なので、タブレット端末用にキーボードまで
買ってたのに完全移行出来ないのは、ロクなキーボード応対
とアプリが存在しないから、って環境による、と)。
思えば長かった。
といふことで、件の受賞者コラム。
思えば長かった。といふ本音が出るのには当然理由があり、
この衝撃は「ワープロがないと小説は書けなかった」と告白
していた高村薫以来のまともな衝撃になるからだ。
(あと強いてあげるなら「文豪ワープロ」でないと書けないと
常に主張してきた木皿泉くらいか)
この間に反勢力とも言うべき羽田圭介や吉本ばななはキング
ジムの特化系文字打ちである「ポメラ」に移行したり、どっち
だか忘れたレベルになるオスキニー的ボクシング小説で、
「せまいほうだけでかきました」なのがいたのは常に遠くで
眺めるような時代が長かったなと。
個人的には声優の事務所別毎のデータを書いている頃から
一太郎&ATOK派ではあったので(だから逆にコンバートの
難しいハートマークを中心としたJISに初めから嫌われて
隔離されてた絵文字との相性がいまだに良くない)、なるたけ
ワードやエクセルには触らない環境作りを常にしていたので、
基本的な思考を練るときにかな入力(カナ漢入力)は欠かせない
言語体力作りになってたのかなと。
なので、公正な審査で芥川賞は決まったから、受賞作は
講談社から出るってことなのね(某直木のリトルトゥースの
母親は文藝春秋刊なので、当面観られないだろうし)。
そのあたりにもある程度の信頼性は担保出来てる感じなの
かなあ、と思ってコイツはスタンドアロンのパソコンで
書いてみました。