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ここは七月晦日「ノート写経の棚卸し」、と参ります。メインはやはり大沼弘幸『演声人語』でインタビューを受けた声優さんも増山江威子さんと小原乃梨子さんが亡くなられたので、案の定。

ちょっととり纏めるにしては後手に廻りましたが、なんとか
一つ記事は出せそうなので。

 ここは七月晦日「ノート写経の棚卸し」、と参ります。


『逃げ上手の若君』はアウトラインでは観てるのだけど、
なんか「トラペジウム光線」の悪影響なのか、入り込んで
観られる気がしないから感想にまで至らないのだけど。

 それでも、のメモワールくらいはまくらにはなるか。

メイン伝令の特番はこっちが詳しいところか。

だったけど、配信前提のこの回をBS11はあえてオンエアして
いたのだな。ま、結構BS11先行で、地元の局の放送は遅く
ラグがありますが。

一応一話はザッと観て、二話にはまだ手を付けられない感じ。
 そこからなんとか二話までは追いついた。
『鎌倉殿の13人』は観てたし、こっから南北朝の話に行くのがある意味興味深いわけで。
 梅原班の覚悟とクオリティの高さはわかるけど、なんか
おジャンプ作法も強めなんで、なんかそのへんがイマイチノリとしてついて行けないおジャンプ作法に則った『焼きたて!ジャぱん』って感じなのはなあ、でもある。

まあこれをようやくしまいが見えてきた時にノリノリで
かける音楽と鈴木保奈美に紹介してたのが万城目学だったのには流石に驚いたけどさ。


で、やっぱり「いいとも」は基礎教養番組だったんだなと。

山本圭子しっかり呼んでリード部分にダチョウ倶楽部とは
出来過ぎている。

大竹宏の「カータンのなみだ」にも山本圭子がしっかり証言
があって、青二プロダクション創業時のメンバーにも近く
勤め上げた中では相当の古参だったんだな、は伺えたけど。

なんか「だぎゃだぎゃ」したニコちゃん大王の方がまだ覚えている。~「この人を悼む」・第7回は大竹宏(2022年8月1日没)について~|torov

「訛り懐かし停車場の」ではないけれど、山本圭子さんのことを「どどこさん」って言う人久々に聴いたな、とは思いつつ。今宵の「追憶は長雨ぢゃ」。|torov


で、本題としてはこれ。

気付けば小原乃梨子と増山江威子が亡くなったので、こちらのインタビューに答えた中で存命なのは(やはり)野沢雅子だけになってしまったと。

ひとまず「写経ノートの棚卸し」としては増山江威子さんの
話など。


(増山江威子)
新児童劇団、というところなんですが、そこは夏休み子供劇場みたいな
(中略)
劇団だったんです。
そこでは、『サザエさん』フネさんをずっとやっていらっしゃる(インタビュー当時)麻生美代子さんが、私の入った児童部の先生でした。
私は麻生さんに育てられたようなものなんです。

大沼弘幸構成『演声人語』
(ソニー・コミュニケーションズ,2000.06)p177

意外とこのルートは上手く使われてここから声優にも俳優にもなれる
ルートが確立してたのかなと。

(増山江威子)
きっかけを作ってあげられたのはよかったかなと思います。
だから、早いうちにそれに気づいた人は息の長いお仕事ができるんじゃないでしょうか。

大沼弘幸構成『演声人語』
(ソニー・コミュニケーションズ,2000.06)p183

で、その後に劇団立ち上げてから、影万里江さんと二人抜けて劇団四季に
行くのだけど、その前の「劇団山王」で同じ子役仲間で立ち上げたから
石井伊吉さんと縁がある次第。

増山■そろそろ大人ぶったお芝居がやりたいという時、劇団
   「山王」に入ったんです。毒蝮三太夫さんが石井伊吉   
   さんという名前でいたんですが、みんな児童劇団出身
   なんですよ。

神谷明(と聞き手に青羽美代子)「増山江威子」
『みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち』
(主婦の友社ーオプトコミュニケーションズ,1994.01)p195



まあ少し短めの記事ですが、これもまあ棚卸しでは
あるので。
 では来月もどうかよしなに。torovでした。



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