クシャトリヤ経(増支部経典) - 女性について

10. Khattiyasuttaṃ

…‘‘Itthī kho, brāhmaṇa, purisādhippāyā alaṅkārūpavicārā puttādhiṭṭhānā asapatībhinivesā issariyapariyosānā’’ti…

「バラモンよ、実に女性は、男性を求め、装飾品、化粧品のことを考え、子供を拠り所にし、敵婦なきことに執著し、権力(issariya)を究竟とします。」

(Purisādhippāyāti purisesu pavattaajjhāsayā. Alaṅkāratthāya mano upavicarati etissāti alaṅkārūpavicārā. Asapattī hutvā ekikāva ghare vaseyyanti evamassā cittaṃ abhinivisatīti asapattībhinivesā. Gharāvāsissariye laddhe pariyosānappattā nāma hontīti issariyapariyosānā.

「男性を求め」とは、男性において、転起した意楽あることである。身を飾る物を対象としてこれを羨望する心が近づき行くことが「装飾品、化粧品のことを考え」である。他に妻が居らず、夫人が一人の家において住したいと、そのように彼女の心が執著するということが「敵婦なきことに執著し」ということである。「家庭において権力を手に入れることを完了し、達成した」と名付けられる〔状態〕にあるというのが「権力を究竟とする」ということである。)


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