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AI×脳テックの未来は明るい?
※脳テック=ブレインテック=BMI(Brain Machine Interface:脳マシンインタフェース)。脳にチップを埋め込むことにより、脳波でデバイスを操作することが可能になる技術。
先日、イーロン・マスク氏のニューラリンクの申請した『人間の脳で臨床試験』が承認されなかったというニュースがあった。
再度内容を整えてから申請はするだろうし、将来は承認されるのではないか。されなければデジタル面でのハードウェアの進歩が進展しないだろう。
それは、ソフトウェア側のメタバースやデジタルツインには手に結びつくデバイスとVRゴーグルが必要という形から抜け出すのに時間がかかっている印象があるからだ。
私が考える次のハードウェアはボディスーツタイプやヘルメットタイプではなく、映画『マトリックス』で首の付け根にプラグを差し込むシーンのように、神経を束ねている脳に繋がるタイプでありBMIがそうである。
誰にでも経験のありそうな幻視や幻聴などの幻覚や夢は脳が作り出したもの、そう考えると人間の持っている五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)も脳のみで感じられるのでは。
そこへタイトルのように、AIが加わるとどうなるか?
今のままだと恐怖の未来しか見えない。
「スマホ依存」というワードをご存知だろう。それが将来は「AIによる幸福依存」になってしまうことを危惧している。
AIがその人の望むものを絶えず提供し続ける事が可能になれば、提供し続けられたその人は依存症によって廃人になるかもしれないからだ。
例えば、メタバース。その人だけのサーバーを提供し、その人以外はボットでその人を幸福感に落とし込み続ける。夢なら覚めないでの覚めない夢。永遠の幸福感の沼にどっぷりハマり、抜け出す気力が失われるのだ。
それでもいいと言う人はいるかもしれない。
まだ、ネガティブな行動を抑制できるのであれば必要悪なのだろうか。
いずれ、AIを管理・監視する機関が必要になるはず。
ふと、ジム・キャリー主演の映画『トゥルーマン・ショー』の世界がメタバースだったらと思い浮かび、ぞっとした…。
トゥルーマンはあなたであり、観客は一部の超富裕層。それに気付いた者は、人生を切り売りして演じていくのだろうか。