盗作短歌について (恋愛短歌同好会からのお知らせ)
恋愛短歌同好会にご愛顧いただきありがとうございます。
先日、御殿山みなみ氏が運営するあみもの短歌で盗作短歌の投稿があったことについてご存知の方も多いかと思います。
『あみもの』投稿における盗作短歌の扱いについて
https://amimonotanka.blogspot.com/2020/03/blog-post_22.html?spref=tw
こちらのブログにその経緯と今後の対処が述べられております。
残念な話ですが、この件と同じ方が恋愛短歌同好会にも盗作短歌の投稿をされておりました。
それは2014年にmixiで発表された短歌でした。
盗作を受けた作者の間に別の方を立ててのご連絡でしたが、mixi上を確認した(わたしはmixiをやっていないので、別のフォロワーさんに確認して貰いました)ところ、仮名にひらいていた箇所を一字漢字に直しているだけの、同一のものでした。
恋愛短歌同好会の性質上、PDFに載る十二首に選ばれてなければ特に問題がなかったのですが、ある回でその方の短歌が首席に選ばれており、その歌とそれについての評が掲載されてしまっております。
あみもの短歌と同様にこの盗作短歌の投稿者のTwitterアカウントが消去されており、連絡がつかない状況です。本人からの説明が訊けない状態ではありますが、盗作短歌であるとみなし、対処をさせて頂きました。その方のお名前と何号かは敢えて述べませんが、
①盗作短歌が首席会の会報の、対象の短歌と評を白塗り
②その次号(その方が選者の号)の名前を白塗り。評はそのまま。
③総集編の首席歌として掲載されていた箇所からの名前と短歌を白塗り
として、対処致しました。
恋愛短歌同好会の首席者が次回の選者を務めるというシステムとして仕方がなかったとはいえ、三つの号に白塗りを施さなければならなかったことは苦痛でしかなかったです。
特に、その短歌をキャスの六首として選んでくれた選者の評を塗りつぶしてしまったことは本当に申し訳ない限りです。
その評を読んでくれた方、その歌に投票してくれた方、好きだと云ってくれた方、当日のキャスに来て頂いた方、PDFを読んで頂いた方、たくさんの方にもご迷惑をかけてしまってお恥ずかしい限りです。本当に申し訳ありません。
盗作短歌については、うたの日での既発表作からの投稿だということは把握していたのですが、その時点から既に盗作であったという発想はさすがにありませんでした。また、わたし個人としても、選があるとはいえ恋愛短歌同好会はみんなでつくっていく遊び場として認識していたこともあり、心構えが甘かったと云わざるを得ないです。
今後は、こういったこともあり得るのだと考えて、対応していく所存です。
盗作短歌であったと掲載後に判明した場合ですが、上記の①~③の対処を致します。
それらの作業は盗作短歌投稿者に連絡せずに行う場合もあります。
また、次月以降の投稿は受付ますが、連続して盗作の投稿が続く場合はこの限りではありません。
「掲載後に判明した場合」と、後手後手の対応になってしまいますが、しかし、今回の件のように6年前のmixiから盗作されたりすると、選の前に気づくことが非常に難しく、自分としても出来る範囲内で検索をかけるつもりですが、やはり投稿する方のモラルに頼らざるを得ません。…「モラルに頼る」という当たりまえの言葉を書かなければいけない事態に、自分でショックを受けている状態です。
極めて事務的に書いて終わろうと考えているのですが、さすがに今回の件は悲しいです。
今後同じような件が起こらないことを切に望みます。
また、この件を踏まえて恋愛短歌同好会をこれからも運営していく所存です。
今後とも、どうか宜しくお願い致します。
toron*