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ショートケーキソング第十五号

2020年5月31日、恋愛短歌同好会第28回のツイキャス歌会を行いました。noteへのアップが遅れてしまって申し訳ありません。キャスに来ていただいた方、ありがとうございます。今回の選者は戸似田一郎さんにお願い致しました。今回はひとり五首制限を設けてからの過去最大投票数、二百四十七首の応募がありました。たくさんの方からのご投稿、嬉しい限りです。…そして、そして、そんな中から選ばれたすてきな六首はこちらです…!

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投稿数に比例してキャスもふだんよりたくさんの方に来て頂けて、かなり活発な読みができて、非常に楽しかったです…!また、会長なのに毎月真顔で真面目に投稿している恋愛短歌同好会ですが、今月おそらく半年ぶりくらいにわたしの歌が六首にあがってテンションがめっちゃ上がりました…!素直に嬉しかったです。会長ですが、今後も変わらず果敢に投稿していきたいと思いました(おい)。
これらの歌の作者と評の全文のPDFは、文末のリンクから飛ぶことができます。

また、今月のPDF版のゲスト選者を山口綴りさんにお願いしました。山口さんとはwebサイトうたの日での繋がりでして、歌もさることながら評からあふれるパッションがめっちゃ好きなのです。…お招きできて良かったです。
PDF選者は三首選となるのですが、山口さんはそれ以外にも選評の際、ご自身の気になった歌をnoteの方にあげて頂きました…こういうの本当にすごく嬉しいですね…!

恋愛短歌同好会のPDF選者をしたことと、選んだ歌以外で好きな歌について/山口綴り
https://note.com/tsuzuri/n/n0da1182e7562

↑のnoteの方には選歌の様子もレポートされております。実は恋愛短歌同好会は選に際して「完全に主観で」「基本的に褒める評で」のゆるい決まりしかないので、めっちゃ真剣に選んで頂いていて、胸がアツくなりました…!ありがとうございます。お疲れさまでした…!

さてここで山口さんの歌から、わたしの好きな恋愛短歌を引かせて頂きます。
山口さんは、毎日うたの日のサイトに投稿されていて、色々なシチュエーションを詠める方で、恋愛短歌もいろんな立場を豊富な語彙で詠んでいらっしゃいます。
そのなかで、おそらく山口さんの世界観の一部なのでしょうが、愛は与えるものでありながら、傷つけるものである…と、いうたまに現れる感覚がすごく好きで。
そんな短歌をいくつか引かせて頂きます。

遠雷が教えてくれる今日ぼくはあなたを帰してやれなくなると
(うたの日 2019/4/12「教」)

枯れるほど水を与える僕はたぶんあなたに枯れてほしいのだろう
https://note.com/toron0503/n/nb8506c969352
(ショートケーキソング第十一号 )

これ以上注げばあなたは溺れるけどごめんね、やめてあげられないや
(うたの日 2020/6/23「注」)

愛の適量ってなんだろう、って思います。
与えたら自分が気持ちよくなってしまうけれども、相手はそれで過剰かもしれない。逆に足りない場合もきっと多いと思うのですが、山口さんの歌では過剰さの方がよくうたわれているイメージです。いや、すごく好きです。うたの日でいつも楽しみにしております。

今回も無事にショートケーキソング第15号を発行できて嬉しいです。
次回のPDF選者は飛陽軒のおふたり、尾崎飛鳥さんと朝野陽々さんにお願いしております。来月もよろしくお願い致します。

恋愛短歌同好会会報ショートケーキソング第15号
https://drive.google.com/file/d/1CULbqG1ZKmxrMMIdRP74Vme_QTaaTNyJ/view?usp=sharing

恋愛短歌同好会規約など
https://drive.google.com/file/d/1drVpBH0VsLsz7M1KXNqmQMmRzY_b94Or/view?usp=drivesdk




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