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【コラム】目の健康は6歳までに決まる?!子どものアイケア

保育園栄養士のとろみです。

こどもにYouTubeなどの動画をつい長時間見せることってありませんか。
不安が募るパパやママも多いと思います。

お子さんの年齢が低いほど、子どもの視力低下は親のサポートで挽回できるところがあります。ぜひ一緒にケアしていきましょう。

とろみん家でも、アイケアのつくりおきレシピを公開しました。一週間分の献立が決まる有料マガジンは1ヶ月無料購読も可能ですので、よかったらご登録ください。



子どもたちの「眼の健康」を取り巻く現状は?

裸眼の視力が1・0に満たない子どもの数が小学校、中学校、高校の各年代で過去最高を更新しました。視力1・0未満の割合は小学生では約37%。中学生では60%を超え、高校生ではなんと70%にものぼっています。

文部科学省による令和4年度学校保健統計

この調査では、視力0・3未満の小学生が全体の11・9%を占めることもわかりました。0・3未満というのは、教室のいちばん前の席に座っていても、黒板の字が読みづらいレベルです。(^_^;)


人は目から情報を得て成長する

生まれて4ヶ月にもなると、ものに手を伸ばしたりし始めます。目のピントを合わせたり、奥行きを捉える能力が備わってくるからです。視力はまだ0・1程度ですが、目の使い方を覚えるにしたがって、いろいろなものに興味を示したり、実際に体を動かしたりするのです。そして生後8ヶ月くらいになると、視覚と手の動きと記憶力が連動し始めます。ボールや積み木を触りながら、色や形、手触りを記憶していくんですね。見る能力をぐんぐん伸ばし、視力も6歳にほぼ目は完成します。


視力低下予防の具体的アクションとは?

1、休息をとる

ホットタオルなどで目を休ませるのもいいです。ホットタオルはタオルを水に濡らして固く絞り電子レンジ500ワット1分ほどで簡単にできます。5、照明に気をつける
蛍光灯を使われる場合は古くなると点滅が大きくなるので目の疲れの原因となってしまいます。蛍光灯を使われる場合は、こまめに交換するようにしましょう。

2、姿勢に気をつける

背筋を伸ばしてお腹に力を入れるだけでも姿勢は良くなります。

3、外遊び

今の子供を取り巻く環境は、スマホゲームや携帯などで手元を見ることが多くなっています。外で元気に遊ぶことが目にも体にも良いです。

4、バランスの良い食事

極端なダイエットなどで食事内容が偏ってしまうと、目に行き届かず不調の原因ともなってしまいます。目の健康におすすめの栄養素も意識して取り入れましょう。



目の健康におすすめの栄養素とは?

健康の基本は食事。目に関しても同じです。健康で元気な目を保つためには、きちんと栄養を摂ることが大切です。目に良い栄養素にはどんなものがあるでしょうか。

アントシアニン
・ブルーベリー、ぶどう、カシス、青紫蘇など
・アスタキサンチン含まれる食品
・鮭、イクラ、カニ、エビなど

ビタミンA
・レバー、うなぎ、たら、にんじん、かぼちゃなど

ビタミンB1
・豚肉、玄米、レバー、うなぎ、大豆など

ビタミンB2
・卵、レバー、納豆、牛乳、ほうれん草など

ビタミンB6
・卵、レバー、カツオ、マグロなど

ビタミンB12
・豚肉、レバー、玄米、アサリ、マグロなど

ビタミンC
・ブロッコリー、レモン、アセロラ、小松菜、キウイ、ゆずなど

ビタミンE
・アーモンド、ナッツ、うなぎ、アボカド、かぼちゃなど

ルテイン
・ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、とうもろこし、卵黄など

βカロテン
・にんじん、小松菜、ほうれん草、ニラ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜

カテキン
・緑茶など

カルシウム
・牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品など

タウリン
・タコ、イカ、貝類全般など

亜鉛
・牡蠣、レバー、牛肉など

アミノ酸
・タコ、イカ、貝類など

DHA
・マグロ、鯛、ブリ、アジ、イワシなど


いかがでしたでしょうか?
子どもの健康、子どもの成長を誰よりも願う忙しいパパやママたちの一助となれたら幸いです。

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