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キッチン&サービスコンテスト2024
鳥善noteをご覧いただき、ありがとうございます。
静岡県浜松市でレストランやウエディング事業を運営しております、株式会社 鳥善と申します。
noteでは会社の取組みや、スタッフ紹介を社内広報 松野が発信しています。
さて、つい最近まで浜松は、大河ドラマ「どうする家康」で大変盛り上がっていました。
ドラマ館をはじめ、歴史スポットめぐり、地元企業とのコラボなど、もう浜松市全体で「家康推し」のお祭り状態。
筆者も子どもとブームにのって、戦国時代に夢中に。歴史を通して、改めて浜松は魅力ある街だと実感しました。
そして時は変わり2024年2月。ジ・オリエンタルテラスでも、熱き戦い「キッチン&サービスコンテスト」が開催されました!
今回は、そのレポートをお届けします。
・キッチン&サービスコンテストとは?
そう、それは社内で繰り広げられる「戦(いくさ)」です。
鳥善では、いろいろな事業を展開していますが、コア(核)な中心部分はレストラン・サービス事業。このコンテストでは、キッチン&サービスメンバーが個人で技術を競い合います。
キッチンは4つの部門、冷たい前菜、あたたかい前菜、メイン(魚または肉)、デザートの中から1つ選択しオリジナル料理を作ります。
一方サービスは筆記試験、実技を競います。参加は自己申告制。
入社1年目だって、ベテランだって関係なくチャレンジOK。
もしかしたら自分のレシピが、メニューに抜擢されるチャンスも!?と、夢のあるコンテストなんです。さあ、今年のチャレンジャーの顔ぶれはいかに!
・開会式
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まもなく開会式です。
メンバー達は朝からソワソワ、おしゃべりも少なく落ち着かない様子。お~い、大丈夫!?汗
会場ではピリッとした空気が漂っています。それは緊張しますよね、今年は審査員にスペシャルゲストをお迎えしているのですから…。
ご紹介しましょう。
まずは、ホテルクラウンパレス浜松 総料理長 山西一夫シェフ、続いて東海調理専門学校講師 太田豊彦先生。
ブライダルの司会でお世話になります、Gーofficeの赤塚ともこさん、深津智子さん。
なんと、深津さんは調理師免許をお持ちとのこと。
これは、厳しい審査になりそう!!そして鳥善からは、善吉さん、善隆さんが参加し、計6名で審査を行います。
「よし、気合い入れて!みんな頑張るぞっ!!」
審査員の方々から力強い激励(プレッシャーとも言います)をいただき、会場内のメンバーからは「はいっ!」「ハイ!!」と、キレ味の良い返事が次々と飛び出します。
そうそう、私は鳥善のこんな雰囲気が大好きです。ちょっと笑い声も漏れたりして、一気になごやかモードです。あ、いつもの感じになりました、はい。
お次は運命を左右する、選手の順番決めです。その名も「お楽しみ抽選会」!運営メンバーのネーミングセンス、最高ですよね。笑
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「せーの!」
あれ?ひとり、頭抱えて「ぬぉぉぉ~~~!」と叫ぶメンバーが。何事!?
入社1年目のキッチン 悠さんです。どうやらメイン料理の順番が…1番トップバッターのようです。
いろんな意味で運もってます、ファイトー!それにしても今回のnote、長文になりそう。
開会式からドラマが多い鳥善です。そこで、ここからは見どころを3つピックアップしていきます。
・キレキレの動き、頼りになるサービスガールズ
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それでは、筆記試験を終えたサービスガールズ、未来さん、麻代さん、優菜さん、友梨花さんへ会いに向かいましょう。
ホッと一息つく間もなく、これからコンテストの料理を審査員へサービスするそうです。
なんと、こちらは採点に入らないそう…。しか~し、私はここで目撃するのです、勇ましい彼女たちの姿を。
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「カトラリーが足りないかも。」
と言い放ちながら、もう足が動いてます。超高速移動!
はたまた、審査用の紙が足りなくて、超高速コピー!
慌てている感じは表に出さず、とにか動きがスマート。心地よくすら感じてしまいます。
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少しでも時間(秒です、秒…)が空けば、料理説明を声に出して練習。
普段見えない部分、バッチリ見せていただきました。カッコいい!
そして審査員から質問があれば、超高速でキッチンへ。
「お肉の火入れ時間と温度教えてください!」
戻ってきて「ふぅー。」と一呼吸してから、審査員室へ入ります。
上手く気持ちを切り替え、落ち着いて説明できました。さすが~。
その後は、すぐさまキッチン、サービスに情報共有へ。は、早い!!
この頼れるサービスガールズの働きが、レストランを支える大切なエレメント。つくづく思い知らされたワンシーンでした。
・インパクト大!のメイン料理、キッチン 真湖さん
続いてはキッチンです。開始時間がせまり、厨房内は静まりかえっている様子。
「スタート!」の合図で沈黙は引き裂かれ、キッチンから熱気と情熱があふれ出してきます。
「頑張れよ!」
「よしっ!」
「やるぞ~!」
気合いの入った声が、開会式のように飛び出します。へへへ、これ好きです…さっきも言いましたね。汗 何回も、すみません!
ではメイン料理で参加する、真湖さんの様子を見に行ってみましょう。
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「緊張して吐きそうです~。」
なんて言いながらも、しっかり手は動いています。笑 何か、ものすごい料理(良い意味)を制作中。
どんな仕上がりになるのでしょう?ワクワクしますね。
おぉ~、オーブンで焼き上がりました。真湖さんは「焼きたての姿を審査員に見せたい。」と、急遽サービスガールズと料理の出し方を相談します。
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準備を整え、審査員室へレッツゴー。臨機応変に協力し合い、外まで聞こえる歓声をいただきました。やった~。
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さて、気になるサクサクのパイの中身はスズキでした。付け合わせのソースはオマール海老。
ダイナミックな見た目と裏腹に、真湖さんの繊細さが光る美しい一皿でした。それでは感想を一言お願いします。
「解放されました~。笑 もっと出来たかもと思う部分もあるし、まずは無事に終わって良かったです。優勝したい!」
前日まで発熱があり直前の準備が出来ない厳しい状況で、ここまで大作を仕上げるとは、お見事です。お疲れ様でした。
・時間ギリギリ!?キッチン 悠さんの初挑戦
開会式で頭を抱えていた「悠さん」は、今どうしているのでしょうか?
出番を終えたキッチンメンバーが談笑する中、悠さんの挑戦は始まっていました。
20分という決まった時間内の調理で、プレッシャーが重くのしかかります。そろそろ、制限時間も迫っているようです。
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「時間に間に合わない!!ギリギリだっ!」
額ににじむ汗、緊張感がビリビリ伝わってきます。
きれいなピンク色をした絶妙な焼き加減の鴨肉が、今か今かとお皿に盛り付けられるのを待っています。
付けあわせの野菜を用意して…あと少し!手を震わせながら盛り付ける姿に、私はペンをギュッと握りしめ、思わず息を潜めてしまいました。
「頑張れ!悠!」
キッチンの至る場所から、声援が送られます。
残り3秒、2、1…。
「で、出来た~!」
良かった、良かった、本当に良かったです。もう、あまりの一所懸命さや迫力にドキドキ、ハラハラ。まるでドキュメンタリー映画を観ている気分でした。
それでは無事に初出場を終えた、悠さんからの感想をどうぞ。
「今日は、火入れが上手く出来ました。メンバーからも、焼きタマネギと鴨肉の相性がすごく良い!って褒められて、めちゃくちゃ嬉しい!また明日から頑張ります。」と、照れながら話してくれました。
こちらもパワーを貰いました、ありがとうございます。
・まとめ
いかがでしたか?
ここまでキッチン&サービスコンテスト2024の模様をお伝えしてきました。私は、そう、一言で、感動しました。
メンバーの一所懸命さや、チャレンジする勇気に敬意を表したいです!また、それを見守る先輩の姿も素敵でした。
どんなエピソードかと言いますと…料理に焼き目をつけたいメンバーがいたのですが、いざバーナーを使おうとしたらガスは残りわずか。
制限時間が迫り、あせる選手。さっと現れたのは、新しいバーナーを片手に持ったシェフ。
この、さりげないフォローがあって、無事に料理も間に合いました。ちゃんと見守ってくれているんです、先輩方は!
こうしてメンバー達が、自分のこうしたい!気持ちを胸に挑戦できるのは、メンバー全員がフラットな関係であり、チャレンジを応援してくれる鳥善だからこそ。
安心して取り組める環境が整っています。4月からは新入社員も加わり、ますます賑やかになりそう!
新事業も始まっていますので、随時メンバーも募集中です。まだ見ぬ「あなた」に会える日をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
それでは次回をお楽しみに。
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