冬の花火はいかが?
こんにちは、そしてこんばんは。
鳥海 花です。
8回目は打上花火について。
今はちょっと季節外れだけど、私は花火が大好きです。
打ち上がる音、開く音、火薬の匂い、色とりどりな綺羅びやかさ、多様なデザイン、その儚さ。
花火が落ちてくるような感覚に包まれる会場は、迫力がすごくて星が降ってくるみたいで、表現しがたい濃密な美しさがありますし、
ちょっと離れた所から見る花火は、夜のスクリーンに映し出された魔法のようでワクワクします。
実家から毎年見える夏の風物詩。
家族揃って少し遠くに見える花火を楽しんでいました。
年によっては風向きで見れない部分もあって、そこは中継TVで脳内補正したりして。
花火大会でなくても、ディズニーランドやイベント会場でも花火を見ると、心が震えます。
自然界にはないものなのに、夜空と調和しながら花開く様子や、その一筒にかける花火師さんの技術力と想いを感じる瞬間がたまりません。
今まで見た打上花火で印象に残っているのは、秩父夜祭でみた花火。
秩父夜祭は12月の頭に開催されるのですが、それまでレジャー施設以外で冬に打上花火を見たことがなくて。
当初は冬に花火…???という感覚だったのですが、これが何故か本当に本当に美しくて涙が出るくらい感動しまして。
冬の空気が綺麗だから余計花火も綺麗に見えるのかな…と思っています。
あと、気温も風もめちゃくちゃ寒くて熱燗片手にぶるぶるしながら夜祭を楽しんだクライマックスに花火を見ることで、心がじわっと温まるような感覚があったのを覚えています。
ああ、このお祭りに来て本当に良かったと心の底から思った瞬間でした。
この時、それまで無意識に花火=夏と思っていたことに気が付いたうえ、冬の花火もとっても素敵だという価値観をアップデートすることができました。
無意識、というのはすごく厄介で、それに気がつくためには色々な経験をしたり、知識を深めたり、たくさんの文化や価値観に触れることが大切だなあと改めて思った瞬間でもありました。
南半球に行けば真夏のサンタクロースだっている。
もっとたくさんの景色や世界を感じてみたいなあ。
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