知ったかぶりの体験共有より自分だけの体験を優先せよ!
小学校、中学校、高校、ここまでは大抵の人が通る道である。
この後の選択は生活環境や親の所得などで常識に差が出る。
常識に差が出ると得る情報に差が出る。
得る情報に差が出ると、自分で考える選択肢が減る。
自分の力で生きて行く年齢になる時、何よりも大事なのが義務教育以外で得た経験である。
部活、バイト、サークル、ボランティアなどありきたりなものから個々人の特殊な経験まで、何かしらの影響によって自己が形成される。
ようは体験が人を成長させ、より良い自分をゆっくり形作るということである。
こうして大人になって、子供に体験を共有して次の世代が生まれていく。何を考え行動したか、振り返って大切な話をしたり聞いたりする。これが大切だと感じる。
近年、体験共有がSNSの力で増えている。別に悪いこととは思わない。しかし、何でも知ったつもりになってしまうのは、すごくもったいない。
体験共有から自分は何を得たのか?
体験共有した人はなぜその体験をしたのか?
お金のため?自己承認欲求のため?
もし、そんな体験共有ばかり行なったり、閲覧しているのなら、それは自分の体験する機会を失わせている原因である。
体験共有という刺激のせいで自分の活動する力の源を奪われているとさえ感じる。
今一度自分の心に問いかけ、心の感じるままに本物の体験をするべきである。
そして感情を動かすのだ。
いつか無駄じゃなかったと信じて心を動かすために体を動かすのだ。
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