2人目不妊治療までの道のり
2人目出産後よりバタバタライフのもふもふです。
我が家は以前から子どもは2人は欲しいなぁと夫氏と話していました。
我が家は結婚して半年ほどで妊活を開始し、その後不妊治療を開始しました。不妊治療については前にも書いてみました。
手術や治療のステップアップを経て、幸い体外受精で第一子となる怪獣さんを授かりました。
この経験で『妊娠出産は奇跡、もし2人目を考えるなら即刻不妊治療、体外受精かな...』と話していた我々夫婦。
今回はそんな我々夫婦がぶち当たりまくった2人目不妊治療までの壁についてお話します。
初めての出産育児でボロボロ
出産後、実際に育児を開始して毎日想像以上にハードで夫氏も私もヒィヒィ言っている状態。
産後も想像以上にボロボロでした。
悪阻で痩せて、出産するまでにそこまで体重が増えなかったことも体力を落とす原因になったと思われます。
地方で周囲に頼れる友人がいない、実家遠方と私の自分でやらなきゃの頑張りすぎる性格が災いしました。
また地方ゆえサービスも限られており、さらにコロナ禍で一時保育を気楽に利用できるところはなしという状況でしたので休むにも産後ケアが手一杯という状況でした。
さてそんな中、夫氏が今後を見越して転職を決め関西へお引越し。私は退職となりましたが、落ち着けば働きたい...そう思っていました。
直面する保育園問題
幸い地方と比べ関西は仕事はあるのですが、問題がありました。
そう、待機児童問題です。
引っ越して早々に保育園見学をひたすら行い、必死で役場に相談して調べまくったところ...
どう考えても、1歳から通える保育園がない。
働くにも子どもは預けないと働けないけど、働いてないと保育園は預けられない。
卵が先かニワトリが先か論争です。
残念ながら退職して引っ越してる私は育休復帰の点数はつかない。
4月入園の保育園申請書類締め切りまでに仕事(保育所付き)を決めないと点数の最低ラインにもかすらず戦えないという究極のタイムアタックに...
必死で転職活動をしてなんとか滑り込み仕事を決め、保育園申請書類を追加提出期日までに滑り込ませ、そして仕事場の保育園に行くための準備を急ピッチですすめ...
急遽、新しい職場にて勤務開始しました。
運良く決まってよかった...。その後4月からなんとか近場の保育園に小規模ですが受かることができ滑り込みに成功したのでした。
はじまる感染症マーチ
保育園に通い出して始まるのはそう、感染症の洗礼です。
早速潜伏期間を経て怪獣さんが熱発。
もれなく親2人とも感染、熱発。
慣れない怪獣さんを抱っこしての通勤と仕事、保育園の準備と家事育児...
産前から痩せて戻らない体重と体力。
そこに怪獣さんからの保育園の強烈な菌のお裾分け。社会人になってから滅多に熱を出さなかった私はかなり堪えました。
繰り返し風邪をもらうなかで、まさかの気管支喘息の発作を起こし夜間救急に駆け込む事態にも陥りました。
ようやく仕事にも慣れ、怪獣さんの保育園の感染症の波も落ち着いたのは保育園に行って半年が経った頃でした。
ようやく時間もできてきたのに...いつから?
ようやくミルクも卒業、少しずつ慣れて時間的な余裕も生まれるようになりました。
その頃には夫氏も再び社畜にはなっていたのですが...
親だけでのんびりまったり過ごす時間が戻ってきて、さて話題になるのは2人目のことです。
実際に育児をして夫婦で痛感していたのが『お互い体力に限界を感じている』ということ。
なにせトレーニングをする時間より寝たいぐらい。明け透けで申し訳ないのですが、もし夫婦生活のタイミングをとれと言われても疲れすぎて困難な可能性が高いぐらい。
『せっかくできはじめた時間の余裕を失う』ということもネックでした。
そして『金銭的な不安』と『再びキャリア、仕事を失うリスク』にも悩むことに。
気持ちとしては怪獣さんの手がもう少し掛からなくて済む、3歳ごろをすぎてから2人目は欲しい。
ただ不妊治療を経験して思い知っているのが、想像以上に治療に時間が取られること、妊娠の確率は低いことでした。
ライフプランを考えるにあたって1年とは言わず次の私の誕生日までが治療の期限というリミットもある...
そうなると自動的に早いこと治療を始めないと...という葛藤。
しかも今回は怪獣さんのお世話をしながら仕事もしながらの治療です。
治療の間怪獣さんをどうすればいいのか?という問題もありました。
こちらのエッセイを夫婦で読んで、夫氏は『2人目ができたことによる夫婦不仲になった事例』に恐れ慄いていました。確かにそれも大いにあり得る...。
まずは一度セミナーなどで保険診療にもなったので金銭負担含め話を聞いてみよう、となりました。
不妊治療を再開するならどこにかかるか?
主に私が通うことと、育児と仕事との両立ができることを考えて次のような条件を考えて探しました。
もちろん治療成績も気にはなるものの、さすが都会でおおむね治療成績や治療の技術面はどこも良さそう。
さらに都会だから土日祝も診察しているところが多い。
この条件でも結構いけそう...!
候補となったのは3ヶ所。一時保育などを利用しながら下見とセミナーを受けに行き、決定。
1番の決め手は子どもを預けられる託児を独自で持っていたこと。
さらに不妊治療に通う方を配慮して子連れは絶対入室できないシステム。やはりデリケートな問題なので周囲にも配慮されていると感じました。
あと転勤者も多いため凍結胚盤胞の移送も当たり前のようにできたこともありがたかったです。
前医では『移植日に前医で移植、前後のホルモン剤等の調整などは近医にお任せするしかない』と言われていたので困っていたのです。
地方で苦労して通院していた身としては都会のありがたさに感動です。
選択肢があるというのは本当にありがたい。
スタート前にも壁がある、それが2人目の不妊治療
夫婦2人の時と違い、加齢もして1人目のお世話もある状況での不妊治療のスタートは正直大変だと思います。
これが同居の大人の家族がいる、頼れる実家が近くにある...という場合はまだマシかもしれません。それでも大変なのですが...
同じく2人目についてvoicyで配信されている尾石晴さんの経験談なども参考になると思います。私も何度か聴いて悩みました。
あとこちらのコミックエッセイもおすすめです。
こちらのコミックエッセイは1人目不妊治療の後、2人目不妊治療もされた作者さんの体験談で大変参考になりました。
もし2人目不妊治療どうしようか悩む...という方は私の体験談が参考になれば幸いです。
また実際に不妊治療を再開してどうだったか?2人目を妊娠して想定外だった妊婦生活についても追ってnoteをUPしていこうと思います。
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