生前整理をしていこうと思う
先日、ようやく退院したもふもふです。
2か月の安静と連日の点滴投与で血管はほぼ全滅、筋肉は溶け落ち、体重はなんとかキープ。そんな病院で管理しなくていいけど自宅安静継続、というか自宅安静でも結構瀕死、そんな『最弱なステータス』になりました。
無理したつもりでなくても1週間経たずに再入院、という前科もちのためちょっとしたことでも夫氏が不安そうに見つめてきます(ごめん)
さて今回退院してすぐに取り掛かりたいなと思ったのが『不在中に発生した樹海の開拓と整理』もそうですが、一番は『生前整理』と『エンディングノートの作成』です。
こういうと『え?もふもふさん、やばい病気になってそんな大変なの?』と思うかもしれませんが、安心してください!!病状がシビアすぎて余命●年とか言われたわけではないんです。
事の発端はこちらの記事にも書きましたが、自分が不在の際の遠隔操作の難しさです。
そして、入院中の夏にきた台風10号と地震で高まった防災意識からでした。
もともとアベナオミさんの著書やエッセイ等は好きなんです。防災の本はもちろん、たまたま二冊目のマイホームを手放したお話をその前に読んでいまして、触れられている『生前整理』に今回の災害と入院の出来事で『私もしなくては…!!』となりました。
以前に私もいくつか記事で『終活』や『アドバンスド・ケア・プランニング』などをまとめていますが、今回痛感したのが『自分が片づけないと、残される家族が扱いに困るし、そもそも入院などで直接指示できない状況下でどこに日用品や防災グッズがあるなどを家族全員が把握していないと大変』ということです。
災害も事故も体調不良も突然やってくるため、若いし不要とか『いつかするさ』では間に合わないし、今回の入院で痛感したのが『体調が悪いときや薬の副作用で死んでいる時にまともに思考は働かない』のです。
例えば脳卒中などで意識がなくなるなんてことも多いにあるわけです。
死んだら野となれ山となれという精神ならしないとは思いますが、残念ながら私はそういう精神になれません。
自分の親族の葬儀の際のもめ具合(お家騒動レベルの家ではありませんが)を思うと『家族が死んだ』というショックを受けて判断が冷静にできない残された家族があれこれ判断したり、『よかれと思うアドバイスや親戚の声』などで修正不可能な関係になったり孤立して苦労して欲しくありません。
今回の入院でシビアな状況に何度もなってしまい繊細な夫氏のトラウマになってしまったことを思うと、何かあったときに夫氏が心配で私も死にそうという気持ちが正直なところです。
平たく言えば断捨離と指示書の作成ということですね。
もし逆に今夫氏が入院した際には家をひっくり返してあれこれ探し、それなりに秩序が作られていた山を崩し…さらに夫氏の会社関連に謎なまま連絡…何をすればいいのやら恐怖ですよ。
家のもろもろは私の方が担当が多く把握している割合は多いとはいえ、外注したりして助けてもらわないといけません。そうなったらいちいち全部指示する…??恐ろしすぎる。
災害時には家にもしかしたら私だけがいるかもしれませんし、夫氏が先に怪獣さんと帰宅するかもしれませんし、もしくはシッターさんと怪獣さんのみかもしれませんしね。
というわけで、生前整理とエンディングノート作成をちょこちょこはじめていこうと思ったよ、というお話でした。
宣言して報告するようにすれば『夏休みの宿題』にはならずに済むかなという気持ちで投稿します(笑)
どなたかの気づきや学びになれば幸いです。