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2人目妊娠生活の波乱⑦

波乱の妊娠生活の振り返り投稿です。
前回までは張り止めがなかなか減らないよ、早産に備え出してるよ、というお話でした。

退院したいけど、帰るのも怖い

ようやく31週まで逃げ切り、正産週まであと6週...!
夏休み明け会えた上級医からはNICUがあるし、エビデンス的に基本35週からは子宮収縮抑制剤は使えないよとのこと。

いよいよ増やしていた子宮収縮抑制剤を減量してビクビク過ごしています。

気づいてるんですけど、病院でここまで安静で経過が良くても家だともっと動くのが必須なんですよ...
なのにビクビクさらに安静で1ヶ月、張りやすい妊娠後期...廃用がひどいのに、病院よりバリアのある家にだと...?ベッドじゃない布団だし...!
しかも家から病院が40分なんですよね。微妙な遠さ。でも薬も行かない患者を永遠に病院に置くわけはないよね。

腹を括って帰るとしてもベビーシッターさんやシルバーさんなどの調整も目安がないと組みにくいんですよね。
日程がギリギリだと予約できないし、そうなったら瀕死の私が元気な2歳児と格闘...再入院まっしぐらでしょうとも。

保証がないのが妊娠出産。もうこれは覚悟を決めないといけないけど...

恐ろしいことに夫氏が育休が取れないかもって話が出ているんですよねぇ...怖くないですか?瀕死だよ瀕死...

いつ産まれるかわからない上に、サービス調整もすぐにはできない、頼みの綱の夫氏は休めないだと...?どうなってしまうんだ産後...

退院できるならワクチンを打ちたい

入院中だと予防接種が診療報酬とか諸々でできないので、外来通院でする必要があるんですよね。

でも退院できたなら打てる...!早産になりそうな私としては、怪獣さん経由で一家全滅が想定されるため赤ちゃんにはできるだけ免疫耐性をつけてあげたい...!

そこで久々に会えた上級医と話していたら『ここ近辺でRSウイルスワクチン打てるところないんじゃないかなぁ』と衝撃的な事実が判明。
承認されてそこまで経っていないため近隣で取り扱いがない&高級品であることも判明。

退院後自宅安静の患者が梅田までワクチン打ちに行く...現実的じゃない...!ブルブル
もうこれはラッキーが重なったら行くとしか言いようがない...(泣)

インフルエンザもコロナウイルスのワクチンも接種したいけど開始になるのはまだ先という歯がゆい状況です。備えられるなら備えたいんです私。

フラグ回収のように出血する

点滴の流速を減らして夜が来るたびに怯えていたのですが、案の定朝1番のトイレで出血と出会い(もうこの流れ嫌すぎる)、モニター装着とともに張りまくりのお腹具合に怯えました。
腰が生理前のように重だるい感じ。

週末だったのと張りが落ち着いてきだしたのでそのまま経過観察に...
診察がないとものすごく不安...!
主治医が顔出してくれる安心効果...!!!と思い知りました。
出産ラッシュもあり週末だしで先生来なかったんだろうし、なんとも言えないから来なかったんだろうなと察する私です。

出血がありがたいことに早々に落ち着いてくれたのでホッとしながら迎えた週明け。

安心安定の上級医の先生が診察をしてくれてホッとしました。いつもの先生、安心...!
そしてやっぱり副作用問題で早く薬はオフしたいけど、朝や夜と張りすぎていた様子を見て悩んでいるそう。
確かに長期投与で骨形成不全はやだわ。私安静しすぎて将来骨折の未来が見えるし赤ちゃんの骨が脆いのはちょっと....だいぶ心配...

残念ながらモニターで張りは陣痛並みに周期的にあるパターンが続きカンファレンスでも先生たちは頭を悩ませ...『やっぱりオフは見送ろうか...』に。

そうして過ごしていたのですが、とある夜に自覚症状なく出血。え???

すぐさまモニターを装着。未だかつてない短さで張ってくるのと、血が出たような感触。

コレはやばい。

内診したところ『子宮口があいてるね...陣痛やね』
しかも赤ちゃんの頭も降りてきている。
深く息を吐いてなんとか収めようとしてもお腹がガンガンに張る。

即刻小児科と相談、子宮収縮抑制剤を増やしても収まらず、子宮口があきだしていてMAXまで増加。
そして肺の成熟を促すためステロイドの筋肉注射を実施。

頼む、ステロイドが効果を出すまでもう少しこのまま落ち着いてーーー!と願うも、出血は出るわお腹は周期的に張るわ。

もうあかんかったら子宮収縮抑制剤をオフして分娩だー!に。

必死で転がりモニターつきで呼吸法を実践しつつ痛みが増えないかチェック。長い眠れない夜のスタートです。
長い戦いになったら体力命だから必死で休もうと目を閉じて少しでも休みつつ、ここで持ってきたお菓子もつまみ食いしつつゴロゴロ。
張る&生理痛のような痛み→息を吐いて逃す→地味に骨盤周囲の痛みと押される感覚がどんどん下に→報告しつつ堪える

結論、なんとか産まれずに乗り越えました...!(灰になっている)

急すぎて夫氏は来れないし、1人耐える分娩室の夜でした。
でも医大だから看護師さんもこまめに気にしてくれるし、そばにしっかりいてくれるし優しいし安心感が半端ない!ありがとう医大!!!

徹夜で耐えたので眠さと疲れで瀕死でした。抑制剤もMAXゆえ倦怠感も半端なく...
その後は意識を失いました。張ったらレベルアップした感がくるので、おとなしく過ごしました(倦怠感も強く動けない)
ご飯は必死で食べて必死に寝ました!体力回復大事...!

当直明けの主治医もまた顔を出してくれて、落ち着いたのでこのままの点滴で行こうと去って行きました。なんとかお腹で育っていただきたい...!
看護師さん助産師さんからよく耐えたと褒められましたよ...ありがとう、ありがとう!お腹の人頑張ったぞーーー!

余談ですが、体重がこの一晩のせいか減ってました。カロリーどれほど消費したんや...!

なお、おそらくですが...
台風が来て気圧変動のせいでお産ラッシュだったそうで...どおりで分娩室いっぱいだったわ〜。
私もその影響を100%受けた感じたったみたいです。人体すげぇ。

長くなってきましたので今回はこの辺で。
産まれるまで、あと何日かもう読めません!泣

どなたかの参考になれば幸いです。

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