#276 『アルケミスト - 夢を旅した少年』私の読書メモ⑥
この本はずっと前から読みたかったけど
先に読みたい本が積み上がってて
小説から離れてしまい、
この本もなかなか手に取れなかった一冊でしたが
ふと!今が読むタイミングだ!と思い購入。
あらすじは…
両親は将来 我が子を神父にして
周りの人に自慢できる子にしたい!と
神学校に入学させるんだけど
この子は、
このままの生活を続けるのではなく
広い世界に旅をしに行きたい
という夢を持っていました。
『そんな生活ができるのは羊飼いくらいだよ』と言う父親の言葉から
なるほど!!と
この子は両親が望む神父ではなく
羊飼いとして
旅して生きる事を自分で選ぶんです。
物語はこのスペインの羊飼いの少年が
自分の事を待っているという『宝物』が
隠されている夢を信じて
色んな人と出会いながら、学びながら
宝物探しの旅に出るお話です。
自分の人生は自分で決めていい!!
と頭では分かってても
現実は…
・人は自分の物差しより人の物差しで生きる。
・他人からどう評価されるかビクビク。
・他人から自分の仕事はどう思われるか?と
自分の気持ちよりも
他人の目や評価を
最も重要な事にしてしまう
私自身もそうで…
自分がどう生きるかよりも
人からどう見られるか?が最優先になりがち。
物語に出でくる
言葉ひとつひとつが心に刺さります。
夢を持った人間の成長物語。
学び大き本でした。
私にとっては小説と言うか…哲学書でした!
今年は良書にたくさん出会えて嬉しい。
娘二人にも
読んでほしい本がまた一冊増えた。
大きくなってから子供たちが自由に手に取って
読めるように本棚に入れておこう。
実は…
何事にも自分にとって良いタイミングで物事が
起こっているんですよね。
《行動をしないと何も始まらない!》
それでは
今日も心穏やかに
ポジティブでありますように。