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#318 母から学ぶ最後の教え《家族の役割を奪わない》

どこで知ったのか忘れてしまったけど

親からの最後の教えは死。

人はずっとは生きられないことです。

これは誰もが知っていることだし、

本で読んだ知識として知っていたし、
自然なことだと思っていたけど

母の最期を見届けて私は初めて本当に
「死ぬとはどういうことか」を実感して

現実に直面して「死」を学びました。

こうして母の死と向き合ったとき

母を通して私の学びを書きます。

①我が子の為に元気で健康でいたい

母にしてもらったように
娘2人の出産、子育てのサポート
お手伝いができるまでは
元気で健康でいたい。

②何かあってからでは
  伝えたいことが伝えられない!!

↓↓
家族にこれだけは伝えたい!
  という事を残しておこう!と思う。

ちなみに…

このnoteも大きくなったら
 子供達に読んでほしくて書いてます。

③お金のこと、お墓のこと、資産となる物のこと

残された家族で喧嘩したり、争いごとにならないように…しっかりと言葉を残す。

④日頃から家族、きょうだいで
コミニュケーションをとっておく。

生前よく母が私たちきょうだいに
強く願っていたことは

『きょうだい仲良くしてね』でした。

日頃から弟2人と話したり相談し合っていたので

きょうだい3人で
力を合わせて気持ちよく支え合い、

これからのことも
家族が納得した気持ちの良い方に進んでます。

最後に これは
今回、私が一番!学んだことでもあります。

それは…

お父さんと弟には介護や看病、
   家の中のことはできないだろう。

だから全て女である私がやらなくちゃ!!という
この気持ちを捨てた。

⑤《家族の役割を奪わないこと》です。

私の実家の目の前に住んでいるので
   私が全てをやることもできたんです。

そして、
こんな時でも周りからの目を気にしていた私。

男の人に家事や介護をやらせるなんて!と

周りの人からどう思われるかな…。
なんて言われるんだろう…と不安でした。

母の介護に看病、
家のことの全てを私がやり始めたら
父も弟も自分でやる事を学べない。

母がいなくなっても私がやらないと
家のことが まわらない状況は永遠に続く…

いつまでも
《お姉ちゃんがいるから大丈夫!!》

それでは私も困るんです。

でも、私のそんな心配や不安を吹き飛ばすくらい

父と結婚していない双子の弟が

何でもしてくれた。

父に関しては、あの亭主関白な人が
お母さん介護に看病に、わがままを
何でも聞いてあげる姿に

私もお父さんを
こんな風に介護に看病するよ!と誓うのでした。

自分に対しても、相手に対しても

大人でも子育てでも

これはこの子には無理だ、できない!と
      思うのは私の勝手な思い込み!!

不安や心配事は相手のせいではない

原因は私の心なんです。

やればできるし、やる機会、成長のチャンスを

私が奪わないように

自分と相手を信じる気持ちを
     母から教えてもらいました。

当たり前の日常は淡々と続いていきます。

母の姿はもうありませんが

いつも心の中にいることが分かるから

前を向いて歩いていこう。

それでは

今日も心穏やかに

ポジティブでありますように。









人生は有限で、自分もいつか死ぬ。

その限られた時間をどう使えば良いのか



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