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多肉植物が夏バテしてしまったときはどうする?対処法と紅葉の魅力をご紹介!

夏の猛暑で多肉植物が弱ってしまい、心配している方も多いのではないでしょうか。

多肉植物が元気のない理由は、夏バテかもしれません。多肉植物は高温多湿が苦手なため、夏の暑さで根が傷んだり株が弱ったりします。
これから迎える秋は、多肉植物にとって生育が進む心地よい季節。10月上旬から始まる紅葉も楽しみな時期です。

多肉植物の美しい紅葉を楽しむためにも、夏に受けたダメージを回復させて、秋の生育期までにしっかりと準備を整えることが大切です。

今回は、多肉植物が夏バテしてしまったときの対処法や、多肉植物の紅葉の魅力についてご紹介します。

本記事はこんな疑問を持つ方におすすめ
・多肉植物の夏バテ対処法を知りたい!
・夏バテから回復させるための注意点はある?
・多肉植物の紅葉の魅力ってなに?


多肉植物は夏バテするとどうなるの?

葉や茎に水分を貯える多肉植物は、初心者にも育てやすい植物です。しかし、猛暑の環境下では多肉植物も夏バテしてしまうことがあります。

多肉植物が夏バテすると、以下のような状態になります。

  • ジュレる

  • 株が小さくなる

  • 葉が萎れる
    など

多肉植物の「葉の変色・萎れる現象」は、夏の高温や強い日差しのストレスを受けたときに生じやすいです。また、夏の多湿によって根腐れを引き起こし、葉がジュレることもあります。

多肉植物の夏バテを回復させる方法

育てている多肉植物が夏バテになってしまったら、まずは栽培環境を見直してみましょう!

水やりの頻度・根詰まり・根腐れの有無・日当たり・風通しの状況を確認し、夏バテの原因を見つけることが大切です。元気のない多肉植物にお困りの方は、管理方法の見直しを試してみてください。

水をあげる量を少しずつ増やす

夏の暑さが和らぐ時期から、水をあげる量を少しずつ増やすことで、夏バテした多肉植物を回復させて生育を促すことに繋がります。

夏場に休眠していた多肉植物は、まだ発根が進んでいない状態です。そのため、急に水やりを増やしても多肉植物は水を吸ってくれません。結果的に土が乾きにくくなり、根が傷んでしまいます。

多肉植物や土の状態を確認しながら水をあげる量を増やして、秋の生育期に向けた準備を手助けしてあげてください。

日当たりと風通しの良い場所に置いてあげる

夏の強い日差しや多湿によって夏バテしてしまった多肉植物は、日当たりと風通しの良い場所に移動してあげましょう。

レースカーテンや日除けを使うと、多肉植物が苦手な直射日光や高温を避けられます。また、屋外で育てている場合も、直射日光の当たらない明るい場所に置いてあげてください。

置き場所については、風通しの良い場所に置くことで、土の中の多湿状態が防がれます。窓を開けて換気すると通気性が保たれるため、多肉植物の元気がなくて困っている人はぜひ実践してみてください!

25°を下回ってきたら生育期の目安

エケベリアやハオルチアなどの春秋型の多肉植物は、夏の高温下では成長を止めて休眠します。

9月以降の残暑後に気温が25℃を下回ってきたら、多肉植物が再び活動を開始するタイミングです。25℃を下回ってきたら、水をあげる量を増やすとよいでしょう。

夏バテしている多肉植物も、涼しくなると少しずつ根を伸ばし始めます。気温が下がる時期に正しくケアすることで、多肉植物は秋以降に元気に生育してくれます。

多肉植物の夏バテを回復させる際の注意点

多肉植物の夏バテを回復させるには、発根や害虫に気をつけながら、多肉植物に適した環境を整えることが大切です。

夏明けの発根に失敗しないように注意

夏バテした多肉植物を回復させるためには、特に夏以降(9月中旬以降)の最初の発根時に注意してあげてください。

夏明けの発根は、夏の休眠期に残ったエネルギーを全て使って行う、いわば多肉植物の捨て身の行動だからです。秋に向けて、残りの力を振り絞って「発根できるか?できないか?が後世に命を繋げられるのかを別ける」大切なタイミング。

このように秋の生育期に向けて、多肉植物が元気に成長するための準備を整えます。しかし、発根に失敗すると枯れてしまう可能性があります。
元気な根を育てるためには、水やり後は土をしっかりと乾燥させ、過湿による酸欠を避けることが大切です。通気性の良い環境を保ち、水やりと乾燥のバランスを取りましょう。

カイガラムシなどの害虫に注意

猛暑が和らぎ、少しずつ過ごしやすくなる秋にかけて注意が必要なのが、以下のような害虫の発生です。

  • カイガラムシ

  • ハダニ

  • アブラムシ
    など

カイガラムシは、わずか1.5mmほどの小さな害虫ですが、株にしがみついて養分を吸い取り、多肉植物の成長を阻害します。多肉植物のなかでは、ハオルチアにつきやすいです。

夏の休眠時は吸水力が下がり土が不衛生になりやすく、虫が寄りつきやすいので要注意です。

カイガラムシを見つけたら、やわらかいブラシで削ぎ落とします。その際、土に落としてしまうと再び葉についてしまうので、土の上に落とさないように気をつけてください。

カイガラムシは水をはじく膜に覆われているので、カイガラムシ専用の殺虫剤を使用しましょう。

ハダニやアブラムシも多肉植物にとって注意が必要です。発見次第、早めに対処しましょう。

アブラムシは、水に弱いため軽く霧吹きを使って駆除することもできます。

ハダニには、専用の殺虫剤を使用してください。

多肉植物を夏バテから元気に復活させて紅葉させよう!

多肉植物の紅葉が始まるのは、お彼岸辺りの9月20日頃です。紅葉のピークは、10月上旬から11月下旬。
なお、多肉植物の紅葉はほかの植物と比べて期間が長いのが特徴です。品種によっては翌年の4月頃まで美しい色合いを楽しめます。

特に、エケベリアは品種によってさまざまな色に紅葉し、色鮮やかに変化して楽しませてくれます。

一方で、ハオルチアは紅葉しませんが、葉に厚みが増し、もともと美しい透明の窓がよりクリアになります。

多肉植物を紅葉させる方法については、こちらの記事をチェックしてみてください。

まとめ:oriDoriみどりの多肉植物は、夏バテにも強くて紅葉も楽しめる

根が元気な多肉植物は、夏バテにも強く、形も崩れにくいです。
ToriDoriみどりの多肉植物は、時間をかけて大切に育成しているので元気な根と色艶のよい葉が特徴です。

また紅葉を長く楽しめるように、肥料や水やりなどのさまざまな工夫をしています。
ToriDoriみどりでは個性的な多肉植物を数多く取り扱っているので、ぜひ手に取ってみてください。

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