父の日には多肉植物を|おすすめの理由・種類・選び方をご紹介!
6月の第3日曜日は、父の日。
毎日お仕事をがんばっているお父さんに、感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。
父の日に贈る花といえば、黄色いバラですが、今年はなにか別のものをプレゼントしたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
贈り物を何にしようか迷っている方は、多肉植物をプレゼントしてみませんか?
今回は、父の日のギフトに多肉植物がおすすめの理由や、種類、選び方についてくわしくご紹介します。
父の日に多肉植物をプレゼントする参考にしてみてください。
父の日のギフトに多肉植物がおすすめな理由
多肉植物は育てやすいため、父の日のギフトにおすすめです。
乾燥地帯や高山の崖に自生する多肉植物は、葉や茎、根などに水分を蓄えることができるため、乾燥に強い性質があります。そのため、水やりを頻繁にする必要がなく、お世話が簡単。
生長もゆっくりなタイプが多いので、植え替えも頻繁には必要ありません。
植物を育てることに慣れていないお父さんや、忙しい毎日を過ごしているお父さんにもおすすめです。
また、多肉植物は見た目がオシャレなので、インテリアとしても楽しめます。さまざまなフォルムとカラーが魅力的で、見ているだけで癒される多肉植物はプレゼントにぴったり。
多肉植物はコンパクトなタイプが多いので、インテリアとして飾りやすいです。書斎やデスクにもさりげなく置けますよ。
さらに、多肉植物を寄せ植えにするとカラフルで華やかな印象がアップし、花束のようなインパクトがあります。
父の日におすすめの多肉植物
世界中で約1.5万種が存在しているといわれている多肉植物。
数えきれないほどの多肉植物のなかから、父の日のプレゼントにぴったりの種類を6つに厳選してご紹介します。
エケベリア
エケベリアは、ベンケイソウ科の多肉植物です。
ぷっくりとした厚みのある葉が放射状に広がっているのが特徴です。
多肉植物でありながらバラの花のようなロゼット状の姿をしているため、父の日に贈られることもあります。
一株でも華やかなので多肉植物のなかでも人気の種類です。
カラーバリエーションも豊富で、なかには粉をまとって白っぽい見た目の品種もあります。
春には花が咲いたり、秋には紅葉する品種もあり、四季を通して楽しめます。
ハオルチア
ハオルチアは、ツルボラン科の多肉植物です。
密集して放射状に広がっている葉が美しく、人気の高い種類です。
硬くて尖った葉をもつ「硬葉系」と、丸みがあって半透明をした葉をもつ「軟葉系」の2つのタイプに分けられます。
硬葉系のハオルチアは、硬派でクールな印象が強く、父の日のプレゼントにぴったり。軟葉系は葉先が半透明で宝石のように美しいため、同じくプレゼントに最適です。
ハオルチアは大きさがコンパクトなタイプが多いので、置き場所にも困りません。
サボテン
サボテンは、サボテン科に属する植物の総称で、多肉植物の1種です。
メキシコを中心に世界で2,500種類以上も存在しており、見た目も大きさも多種多様です。
玉サボテンや柱サボテン、ウチワサボテンなどがあり、男性ウケをするビジュアルのサボテンも多く存在します。
トゲのない種類もあり、好みに合わせて選ぶ楽しさがあります。
アロエ
アロエは、ツルボラン科の多肉植物です。
南アフリカやマダガスカル島を中心に、約500種が存在しているといわれています。
古くから、食用や薬用植物としても利用されてきました。
暑さや寒さに強く丈夫なため、育てやすい多肉植物の代表といわれています。的な品種。
黄色やオレンジ色の花を咲かせる品種があり、黄色の花がテーマカラーの父の日のプレゼントにぴったりです。
いつもとは「ちょっぴり違った父の日のプレゼント」を贈りたい人は、アロエをご検討してみてはいかがでしょうか?
カランコエ
カランコエは、ベンケイソウ科の多肉植物です。
マダガスカルを中心に、アフリカやマレー半島、中国などに分布しています。
個性的な形の葉や、産毛のような微毛に覆われている葉など、さまざまな形をしたユニークな葉が特徴です。
インテリアのアクセントになるため、プレゼントにもぴったり。
生育期は夏型ですが、日照時間が短くなると花を咲かせる性質を持っているため、冬から春にかけて花が咲きます。
品種にもよりますが、ピンクやオレンジ、イエローなどのカラフルな花を咲かせます。
パキフィツム
パキフィツムは、ベンケイソウ科の多肉植物です。
ぷっくりとした肉厚の葉と独特の形状が特徴的で、白っぽい粉で覆われている葉が美しいです。
春には花が咲いたり秋になると紅葉して色が変化したり、四季を通して楽しめる多肉植物。
丈夫で育てやすいため、父の日のプレゼントにもおすすめの種類です。
父の日のプレゼントにおすすめの多肉植物の種類
多肉植物は、生育する時期によって春秋型・夏型・冬型の3つのタイプに分けられます。
生育期には水や肥料を与え、休眠期には水やりなどを控える等のメリハリが大切です。休眠期に水や肥料を与えすぎると枯れたり弱ったりするので、育てる多肉植物の生育型を知ることが重要。
特に多肉植物を寄せ植えにする場合は、生育サイクルや育て方が似ているもの同士を選ぶのがポイントです。
以下の表に、それぞれの生育型の特徴と生育温度、主な種類を、表にしてまとめました。
父の日のプレゼントに適した多肉植物の選び方
多肉植物は、以下の3つのポイントを参考にしながら、父の日のプレゼントとして選んでみてください。
もともと植物を育てるのが好きなお父さんには、希少性の高い多肉植物を。植物をあまり育てたことのないお父さんには、育てやすい種類をプレゼントしてあげると良いでしょう。
初心者向けの育てやすい多肉植物を選ぶ
父の日のプレゼントに選ぶ多肉植物は、育てやすい種類を選ぶのがおすすめです。
お父さんによっては、忙しくて多肉植物のお世話に時間をかけられない場合があるでしょう。また、多肉植物の育て方を知らず、贈られたあとに困ってしまう場合も考えられます。
そんなお父さんには、春秋型の育てやすいセダムやエケベリア、ハオルチアがおすすめです。
育てる環境に合った多肉植物を選ぶ
父の日に多肉植物を贈るときには、お父さんのことを考えて選ぶようにしたいですね。
多肉植物をプレゼントする場合には、育てる環境やお父さんのライフスタイルに合った多肉植物を選びましょう。
日がよく当たる明るいお家に住まれている場合には、日光を好むエケベリアがおすすめ。
強い日差しを好むアロエは、ベランダでも管理しやすいです。
室内で育てる場合には、ハオルチアがおすすめ。なお、ハオルチアは急激な温度変化や直射日光に弱いので、室内向けの多肉植物と覚えておきましょう。
オシャレな鉢や寄せ植えを選ぶ
多肉植物を父の日に贈る場合は、そのまま飾れるようにオシャレな鉢に植えられているものを選びましょう。
高級感のある鉢に植えられた多肉植物は、インテリアとしても喜んでもらえるのではないでしょうか。陶器や木製、プラスチック製、ガラス製などの鉢があるので、お父さんの好みに合わせたものを選んであげてください。
また、大きさやフォルム、カラーバリエーションが豊富な多肉植物の特性を活かして、寄せ植えにするのもおすすめです。多肉植物の寄せ植えを、簡単に手作りできるキットも販売されています。
ぜひ、寄せ植えの手作りにもチャレンジしてみてください。
父の日にプレゼントする多肉植物の購入方法・購入先
父の日に贈るギフトの費用は3,000〜5,000円程度が相場です。
多肉植物も同様の価格で販売されているため、父の日のプレゼントにぴったり。
父の日に贈る多肉植物は、以下の店舗などで購入できます。
多肉植物専門店
園芸店
ホームセンター
雑貨店
ネット
実店舗で直接購入すると、多肉植物の状態や色味をチェックできるメリットがあります。また、実店舗型の多肉植物専門店では、適切に管理され大切に育てられた多肉植物を購入でき、疑問点があれば専門スタッフに確認できるため安心です。
買いに行く時間がとれない方は、楽天やAmazonなどのネットショッピングを利用するのもよいでしょう。
まとめ:父の日は多肉植物を贈ってみてはいかがでしょうか?
多肉植物は見た目がオシャレで育てやすいため、父の日のギフトにおすすめです。さまざまな種類のある多肉植物は、寄せ植えにするとさらに華やかさがアップします。
お父さんの好みに合う多肉植物を選んで、ぜひ父の日に喜ばれるようなプレゼントをしてみてください。